FIFAクラブワールドカップ決勝で、開催国代表として大会に出場した鹿島アントラーズがヨーロッパ代表のレアル・マドリードに善戦したことは世界に大きな衝撃を与えた。サッカー人気の高い中国でも、鹿島アントラーズの戦いぶりは大きな驚きを以って受け止められ、「日本と中国のサッカーにおける実力差」が改めてクローズアップされている。(イメージ写真提供:123RF)

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 FIFAクラブワールドカップ決勝で、開催国代表として大会に出場した鹿島アントラーズがヨーロッパ代表のレアル・マドリードに善戦したことは世界に大きな衝撃を与えた。サッカー人気の高い中国でも、鹿島アントラーズの戦いぶりは大きな驚きを以って受け止められ、「日本と中国のサッカーにおける実力差」が改めてクローズアップされている。

 中国メディアの今日頭条は22日、中国サッカー代表は今後20年間は日本に敵わないと主張しつつ、「中国が現在抱える課題を解決しない限り、100年経っても日本には勝てない」と主張する記事を掲載した。

 記事はまず、日本ではサッカーに親しむ「子ども」たちが非常に多いことを指摘し、日本と中国のサッカーにおける実力差は「青少年に対するサッカー普及度の差」であると主張。日本の小学校や中学校では体育の時間や部活動などでサッカーが広く親しまれており、青少年の全国大会まで存在することを伝えた。

 一方、中国ではサッカーにかぎらず、スポーツに取り組む子どもたちが非常に少なく、「青少年の90%は懸垂が3回以上できない」、「長距離走中に嘔吐する」など、子どもたちの体力低下は深刻だと指摘。それにもかかわらず、多くの小中学校では子どもたちが「サッカーやバスケットボールなどのスポーツに取り組むことを禁止している」と紹介し、それは「生徒たちの学業面における成績こそ学校の評価につながるから」だと論じた。

 また記事は、「中国サッカーが日本に追い付くためには、学校にサッカーを普及させることが必要」という声が4-5年も前から高まっていることを指摘する一方で、学校側が行った措置は「中国サッカー協会や政府の体育部門の関係者が視察に来るときだけ、サッカー教室を開く」という有様だと伝えた。こうした「形式主義」では当然サッカーが強くなるわけがないと指摘し、青少年がサッカーに親しむ環境作りを阻害する「形式主義」を改善しない限り、中国サッカーは100年経っても日本には勝てないと論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)