コーヒーのトレンドは“高品質”  台湾コンビニ各社、豆の刷新で勝負

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(台北 24日 中央社)台湾のコーヒー市場ではハンドドリップコーヒーや高品質なコーヒーが注目を集めている。コンビニエンスストア各社は高品質志向の高まりを受け、使用するコーヒー豆のグレードアップを相次いで実施。売上増加を目指している。

セブン-イレブン(統一超商)が展開するコーヒーブランド「シティーカフェ」は21日から、リニューアルしたアメリカーノの提供を台湾全土5100店舗で開始。高品質なコーヒーとして知られるエチオピア・シダモ産の天日乾燥された豆に、ニカラグア、コロンビア、ブラジル、グアテマラ、エルサルバドル産の豆をブレンドした。全て生豆で仕入れ、台湾で焙煎を行う。

ファミリーマート(全家便利商店)の「レッツカフェ」は昨年、日本のコーヒーメーカー、UCC上島珈琲と提携し、豆の刷新を実施。今年のアメリカーノの売上は4割成長を記録し、豆のリニューアルが功を奏した。今年のコーヒー売上数は1億杯突破を見込んでおり、売上高30億台湾元(約109億円)の達成を目指している。

統一超商によれば、消費者の好みはラテからアメリカーノに徐々に移行している。調査会社、ニールセンの調べでは消費者の40%以上が週1回以上コーヒーを飲んでおり、そのうち40%はアメリカーノを選択しているという結果が出た。シティーカフェの統計でも、アメリカーノの業績は全体の30%を占めているという。

(陳政偉/編集:名切千絵)