「失われた20年」という言葉が持つ語感から、あたかも日本経済が凄惨な衰退を経験しているかのような響きを感じ取る人は多いかもしれない。中国メディアの匯金網は19日、「失われた20年」という主張は全くのでたらめであり、このでたらめによって中国は「日本人にばかにされている」と論じる記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 「失われた20年」という言葉が持つ語感から、あたかも日本経済が凄惨な衰退を経験しているかのような響きを感じ取る人は多いかもしれない。中国メディアの匯金網は19日、「失われた20年」という主張は全くのでたらめであり、このでたらめによって中国は「日本人にばかにされている」と論じる記事を掲載した。

 記事は日本経済が衰退しているという論調に対して、中国経済の急速な発展は日本と鮮明なコントラストを生じさせており、これが多くの中国人を「気持ち良くさせている」と説明。

 しかし、「1人当たりGDP」で日中の経済レベルを比較すると、日本は中国の5-6倍もあると指摘。中国が日本と同じ経済レベルに達するには、中国のGDP規模は少なくとも40兆ドルに達する必要があるが、現在の10兆ドルほどから、さらに30兆ドルを積み増しするには「20年あっても足りない」と説明した。

 また記事は日本経済は衰退しているどころか、「逆に平穏であり、経済も社会も秩序ある発展の軌道に乗っている」と指摘。さらに日本の就業率が高く、国民の生活は豊かであり、国民の心理も平和そのもの、社会秩序は安定しており、都市と地方の発展格差も中国ほど大きな差はないと説明、「日本に比べれば、中国の現代化の道はまだはるかに後れている」と指摘した。

 さらに、中国経済が飛躍的な成長を遂げたのは事実としながらも、「現在のアジア経済のリーダーは依然として日本であり、中国人は日本に20年間も騙されたと言える」と論じている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)