2017年の恋は泥酔から始まる?人気占い師ルーシー・グリーンがアラサー独女の恋の行方を占う

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初の書籍『あなたの中の“キュート"を目覚めさせる方法 ちょっと不器用だけど、しなやかで可愛い』を出版した、人気占い師のルーシー・グリーンさんが東京に来る!ということで、先日ひさしぶりにお会いしてきました。

事前に「本についてのお話を聞かせてください」とお願いしたところ、「せっかくの機会だから、もし対面鑑定を受けてみたい女の子がいたら占うよ?」なんてご提案をいただいたので、お言葉に甘え、占いに興味津々の女子と一緒にルーシーさんが待つお部屋へ。

◆アラサー女子が占い初体験!



今回、ルーシーさんの占いを体験したのは、このところ恋愛ご無沙汰というアラサー女子ナナさん(仮名)。
ホロスコープを見ながら、今後の恋愛や結婚について占っていただきました。

「一人でいるのが楽しくて、なかなか恋愛に目が向かずにいたんですけど、気づいたら結構いい年になってたのでヤバいかなと思って…」と苦笑しつつ、ナナさんはルーシーさんにこんな質問を投げかけます。

・もし結婚するならどういう相手がいい?
・出会いそうな場所やシチュエーションはどこ?
・恋愛を始めるためにするべきことは?

どれも、シングルの女子なら知りたいことばかりですね。
それでは鑑定スタート!

◆自覚してないけどモテる人だった?



ルーシー「月星座が水瓶座だから、多趣味で個性的な人なのかな?と思います。男の子の友達が多そうですね。太陽が乙女座なので、真面目できちんとしたイメージに見られがちだけど、内面的にはサバサバしてて、男女隔てなくお付き合いするような人なんじゃないかしら?」

ホロスコープを見ながら、ナナさんの人となりについて話し始めるルーシーさん。

ルーシー「そういう部分があるので、ナナさん自身は仲良しの男の子のことを友達だと考えてるのに、相手は、あの子、オレのこと好きなのかな?と思ってることもあるみたいです」

「え、そうなんですか?」とナナさんは驚いた顔で、しばし考え込みます。

ナナ「じゃあ、もし結婚したいと思ったら、身近な人が候補になる可能性が高いってことですか?」

ルーシー「そうですね。ただナナさんは、友達だと認識してる人は好きにならないと思うんです。だから身近な人の中から選ばなくても大丈夫。私、結構モテてるって気づいたほうが恋愛がうまくいく気がします」



「モテる」と言われて、急にそわそわし始めるナナさん。ちなみに彼女の場合は「飲みに行ったお店で隣の席になる」「道を聞かれて教える」など、運命的な出会いをした相手との結婚が向いているそうです。ロマンチック!

ルーシー「たぶん、出会いを見つけるためにどうしたらいいか?自分が努力しなくちゃ、と考えがちな方なんですけど、そこは頑張らないで声をかけられるのを待ってたほうがいいと思います」

恋愛に限らず、普段から「あれこれ先回りして行動するタイプ」だというナナさんは「頭で考えるより、受け身になったほうが上手くいくかもしれないんですね…」と深くうなずいていました。

◆ストライクゾーンが狭い女性が恋をするには?



ルーシー「金星と火星が獅子座で重なってるから、恋愛の守備範囲がちょっと狭いみたいですね」

ナナ「確かに、わりと好き嫌いが激しい気がします」

異性へのストライクゾーンも生まれつき決まっていたとは…。このタイプの女性が恋愛をするには、どんなことを心がけたらいいのでしょうか?

ルーシー「あんまり惚れっぽくないみたいなんですね。恋愛したいなと思ってても、実際に男性を目にすると、あそこがイヤ、ここがイヤって感じちゃうタイプ」

ナナ「その通りです…」

彼女の場合は、そういう星回りなのである意味仕方ないけど、これと似た価値観の女性って結構多そう。
男性と、友達として仲良くする分には気にならなくても、いざお付き合いするとなると「あ、これ無理だわ」って減点していくような。

ルーシー「でもナナさんは、ガンガン来られたら受け入れそう。お付き合いするなら、一回告白して断られても、またアプローチしてくるような少し鈍感な人だったら、いいかなって思うんじゃないですか?実は小悪魔というか女王様気質というか(笑)」

ナナ「そうですね。それだったらOKしちゃうかも」

「鈍感な人のほうがいい」と言われて、真剣な表情で「わかりました」と答えるナナさん。傍目には、ちょっとしたコントを見ているようです。

彼女のように、モテるけどストライクゾーンが狭い女性は、無理に「恋愛、恋愛」と考えて出会いを探すのではなく、まずは「好き」アピールをしてくる男性をシャットアウトせず、自分のファンを増やすところから始めるといいのだとか。
うらやましいけど、なかなか難しそうですね。

◆恋を始められない原因は?



ナナさんが恋愛から遠ざかっていたのは、多趣味で一人でいるのが楽しいから。でもそれだけでなく、我慢強く責任感の強い性格も影響しているようです。

ルーシー「職場でも、人に何かしてもらうのが苦手で、たぶん全部自分でしちゃうと思うんです」

ナナ「その通りです。お願いするのが苦手だし、時間を使わせたら申し訳ないなと思ってしまいます」

「早い段階で自立を促される家庭で育ったみたいですね」というルーシーさんの言葉に、ハッとした表情を浮かべるナナさん。

彼女のような星回りの人は「自分のことは自分でしなければならない」「人に迷惑をかけてはいけない」という2つのルールを持っているそうです。

ルーシー「人に失礼なことをしてないか、迷惑をかけてないかと考えて、いつも緊張してるんじゃないですか?恋愛って他の人間関係よりも相手に深入りするし、甘えることも大事ですよね。なので、その練習と思って、まずはご家族に甘えることから始めてみるといいかなと思います」

「恋愛上手な人は甘え上手な人」だと言うルーシーさん。
甘え上手になるには、親に小さなお願いことをし、それができるようになったら、男友達と飲んでいるときに「私、眠くなっちゃった」と甘えてみたりするといいのだそう。

甘え下手な人にとってはかなりハードルが高いけど、勇気を出して一歩踏み出せば、一気に道が開けるのかもしれません。

ここで、ルーシーさんからこんなうれしい情報も。

ルーシー「2月、3月くらいに何かあると思います」

ナナ「本当ですか?期待しちゃいます!」

バレンタインとホワイトデーかしら?今後が楽しみですね。

◆甘え下手の人はこれをやってみて



モテるのに、そのキャラを活かしきれていないナナさんへの、ルーシーさんのアドバイスをまとめると…

・親に頼み事をする
お金を無心してもOK。思いきって甘えてみると◎!

・もう少し人に頼ってみる
水臭いなと思われている可能性もあるので、職場の人などにも心を開いてざっくばらんに会話しましょう。

・お酒の力を使って甘えてみる
あえて、あざといと言われるような態度を取るとGood。心が傷つくのであまりオススメはできないけど、場合によっては酔ってカラダの関係になるのもアリ。のんべんだらりとした恋愛を体験すれば、人への甘え方や流れに身を任せる方法がわかってきます。

甘え下手を自覚している人は、ナナさん同様、この3つを試してみるといいかも。

ところで、ルーシーさんのご著書『あなたの中の“キュート"を目覚めさせる方法 ちょっと不器用だけど、しなやかで可愛い』によると、“自分の中にあるかわいさ”を認めると、自分の魅力が伝わり、恋も人間関係もうまくいきやすくなるそうです。

ナナさんの場合は「私はモテる」「私は実は小悪魔」などと言い聞かせることで、“恋ができる自分”に近づけるのかもしれません。
みなさんの中にある“キュート”な部分っていったい何でしょうね?

だめんずを引き寄せないために…



最後に、ナナさんが恋をするうえで相性の良い星座も聞いてみました。

ルーシー「魚座の人とご縁があるような気がします。魚座っぽい男の人というのは人懐こい人。なんだか知らないけど、この人には気を許しちゃうなっていう人がいいと思います。あとは、真面目に仕事をする人。ナナさんだけが頑張らなきゃいけない相手だと、その彼氏はヒモになりやすいんです」

この言葉に、改めて「その通りです」とため息をつくナナさん。しっかり者であるがゆえに、これまでだめんずを引き寄せていたみたい…。

ナナ「彼氏をヒモにしないためには、さっき言ってたような甘え上手になる必要があるんですね?」

ルーシー「そう。まずは親御さんに甘えるところから始めてみてください」

なお、甘え下手になった原因は、子どもの頃に「お母さんにわかってもらえなかった」と感じ、「自分がもっとしっかりして、大人になっていればわかってもらえたかも」と思っていたこと、なのだとか。

今も逃れられないその想いを吹っ切るには、

ルーシー「寝る前に、お母さんが来て“今まで素直に甘えさせてあげられなくてごめんね。早く大人にならなきゃって思わせてごめんね”と言ってくれたと想像するといいですよ」

このアドバイスに、ナナさんは不意に涙目に…。
想像することでお母さんへのわだかまりが解け、優しく接することができるようになったら、お母さん自身の気持ちにも変化が起きて、二人の関係性が変わっていくかもしれませんね。

2017年の恋は泥酔から始まる?



「とりあえず来年の2月、3月には泥酔してくださいね♪」とルーシーさん。
ベロベロに酔ったところからの運命の恋はあるのでしょうか?2月以降、ナナさんの行動に注目してみたいと思います。

それにしても…恋する女子の気持ちを知り尽くしたルーシーさんの占いって本当にステキです。ほんわかした空気感としっかりしたアドバイスで、心のスキマをいい感じに埋めてくれる様子が伝わってきて、占いを見ているこちらまでパワーをもらえちゃう。

そんなルーシーさんの著書『あなたの中の“キュート"を目覚めさせる方法 ちょっと不器用だけど、しなやかで可愛い』にも、彼女ならではの優しさ、温かさがあふれていて、自然に口角が上がってしまいます。
この本を自分へのクリスマスプレゼントにするのもいいかもしれません♪

次回は、本についてのお話を伺うと共に、ルーシーさんが教えてくれた「気になる彼の“好き”のサイン」と「攻略法」をお届けします。どうぞお楽しみに!

監修者紹介
LUCY GREEN/ルーシー・グリーン

星占いのもとになっている西洋占星術の面白さとタロットカードの不思議さに魅入られ占い師となる。
占いを通して、自分自身を肯定し、豊かな人生を創りだす幸せを伝えることに意欲を燃やす。
今日もまた迷える子羊をグリルにしちゃうくらいホットに絶賛導き中!!