1位の「Krisha(原題)」 写真:Everett Collection/アフロ

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 作家、アーティストとしても活躍する異才ジョン・ウォーターズ監督が、2016年に自身が見た映画のベスト10を米Artforum誌のウェブサイトに発表した。このリストは毎年恒例となっている、

 第1位に選ばれたのは、本作が長編デビュー作となる新鋭トレイ・エドワード・シュルツ監督の「Krisha(原題)」。親族が集まった感謝祭の日に、10年間疎遠になっていた親戚のアルコール依存性の女クリーシャ(クリーシャ・フェアチャイルド)が戻ってきたことから始まる家族のドラマが描かれる。フェアチャイルドはシュルツ監督自身の叔母で、シュルツもクリーシャの甥トレイ役で出演しており、自伝的的な要素が強いようだ。

 ウォーターズ監督はフェアチャイルドの演技を絶賛しているほか、本作について「他人の地獄は時にとても楽しい」とコメントしている。

 ジョン・ウォーターズ監督の2016年の映画ベスト10は以下の通り。

1.「Krisha(原題)」(トレイ・エドワード・シュルツ監督)
2.「くすぐり(Tickled)」(デビッド・ファリアー&ディラン・リーブ監督/Netflixで配信中)
3.「エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に」(リチャード・リンクレイター監督)
4.「ロアーズ」(ノエル・マーシャル監督/1981年の作品だが2015年に全米で再公開)
5.「トッド・ソロンズの子犬物語」(トッド・ソロンズ監督)
6.「エル(原題)」(ポール・バーホーベン監督)
7.「ジュリエッタ」(ペドロ・アルモドバル監督)
8.「Like Cattle Towards Glow(原題)」(デニス・クーパー&ザック・ファーレイ監督)
9.「愛と死の谷」(ギョーム・ニクルー監督)
10.「A Quiet Passion(原題)」(テレンス・デイビス監督)