収録現場でのオリジナルメンバー
 - Michael Yarish / Netflix

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 人気海外ドラマ「フルハウス」のキャストが勢ぞろいして作られた新作「フラーハウス」だが、同番組の収録現場では“おいたん”たちがハッスルしていた。

 今年夏に開催された「フラーハウス」シーズン2の収録現場には、オリジナルメンバーが勢ぞろい。見学で参加した現場には、「フラーハウス」で中心となるD.J.役のキャンディス・キャメロン・ブレ、ステファニー役のジョディ・スウィーティン、キミー役のアンドレア・バーバーはもちろん、ダニー・タナー役のボブ・サゲット、ジョーイおじさん役のデイヴ・クーリエ、ジェシーおじさん役のジョン・ステイモスの姿が見られた。

 この日行われた収録では、実際に観客を入れて笑い声や拍手を録音。朝から日が暮れるまで撮影は行われた。もちろん何度も同じシーンを撮りなおすという場面もあったが、観客のモチベーションは一向に変わらず。これがアメリカ人の気質か……と思いきや、撮影シーンの合間に手を変え品を変えネタを披露し、観客を飽きさせないようにするコメディアンのおじさんの姿を発見。実は観客のモチベーションを保たせるためだけに、1シーズン単位で雇われた「コメディアンのおじさん」が存在していたのだ。

 劇中で姿かたちが一切映らないこのコメディアンのおじさんだけが、ハッスルしていたわけではない。ジェシーおじさん役のジョンは、観客の様子を見ながら自分たちの演技についてひとしきり悩んだ後、セリフの変更を提案。プロデューサーという肩書を持つ彼だからこそ、「あっちでダメなら、これでどうだ!」とばかりに何度も変更を加え、自分が納得いく作品作りのために奮闘していた。

 その一方でキャンディスたち女性陣は、アドリブをいれずに脚本通りにするタイプ。「素晴らしい脚本だから」とキャンディスは語ると、ジョンだけではなく、クリエイターのジェフ・フランクリンも収録中に変更を言い出すことが多いことを明かす。キャンディスによれば、「もともと脚本があるんだけど、生の観客を入れた時にそれが受けていなければしょうがない。だから書き換えたりするの。わたしたちは逆にセリフを変えられても対応できるようにしておかなくちゃいけないのよ」とのこと。

 ちなみにこの話をダニー役のボブに振ると、「僕はアドリブを入れる方だったよ。ジョンもそういうところがあったね。でも昔キャンディスに僕が、『もうちょっとこうやってみたら?』と言ったばかりに困らせちゃうことがたまにあったんだ。僕はオバカちゃんだからさ」と笑み。収録で大ハッスルしていたおじさんたちの努力の結晶が、「フラーハウス」シーズン2という形になっている。(編集部・井本早紀)

「フラーハウス」シーズン2はNetflixで配信中