中村アンのつもりが…なんかダサッ!プロが教える正解スタイリングは

写真拡大

皆さんはロングヘアーに、どのような印象をお持ちですか? 清楚なイメージ、セクシーなイメージ、女性らしいイメージ、ざまざまなよい印象がある一方で、前髪かきあげ系のスタイルは、間違えると昭和感が漂ってしまう場合もあります。その違いはどこにあるのでしょうか。

そこで今回は美容師である筆者が、憧れのロングスタイルの代名詞である中村アンさんのヘアスタイルの作り方と、間違いがちなポイントをご紹介します。

img_3397

■左右どちらからでも“かき上げ”られるようにする

かき上げかたが特徴的な中村アンさん。そのかき上げをするために重要なのは、ハチ上のドライヤーのかけ方です。左右どちらからもかき上げることができるようにするには、ドライヤーで乾かす時点でも左右どちらからも乾かすことが大切。

しっかり根元にドライヤーの風を当てて、根元を起こすように乾かすことで、よりボリュームが出てかき上げやすくなります。このプロセスが基本であり、最も大切だといえます。これが上手くできないと髪が立ち上がらないので、残念な感じになってしまいます。

■無造作なウェーブ感のためには、毛先を巻きすぎない

無造作なウェーブ感を作るにはもちろんパーマで柔らかくすることが一番です。ですが、髪の毛の状態によってかけられるかどうかがあるので、パーマをかける際には注意して下さい。

パーマをかける以外にはコテなどを用いてウェーブを作りますが、そのときはたて巻きのフォワードとリバース(前巻きと後巻き)を交互に巻いていきましょう。毛先はあまり巻き過ぎないのもポイントです。

毛先がしっかり巻かれ過ぎてると、あのナチュラルで無造作なウェーブではなく、ややしっかりとした印象になるので、イメージが変わってきてしまいます。

■大きく、ざっくりと崩す

この最後の崩し方がスタイリングの決め手です。パーマスタイルなら乾かし終わった後、コテなどで巻いた場合なら巻き終わって熱も冷めた後に、ドライヤーの強風で大きくざっくり風を通して崩していきます。

この崩し方が大胆にできないと、まとまり過ぎたり無造作感が出なくなってしまいます。最後にサッと固まらないスプレーワックスを全体的に吹きかけ、あの特有のかき上げをすれば、中村アンさん風ヘアスタイルの出来上がりです。

いかががでしたか? コツを掴んでしっかり繰り返すことで、中村アンさんのようにカジュアルな中にセクシーさのある大人のロングウェーブスタイルができるようになるでしょう。

【筆者略歴】

※ 板橋充・・・美容師。SENDAI中央理容美容専門学校を卒業後、都内1店舗を経てCLASICO入社。現在、サロン代表兼ディレクターを務める。様々な講習活動やアーティストやモデルなどのヘアメイクも数多く手掛け、一般誌・業界誌・WEBへのヘアスタイル記載も多数。ブログやインスタグラムなどでも情報を発信しており、多方面で活躍中。メインのサロンワークでは、5秒でするべき髪型がわかるという独自のカット理論には定評があり、ファンも多い。

【画像】

※ Dmitry_Tsvetkov / Shutterstock