起業家が知るべき「成功への8つの近道」

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19歳という、2010年当時史上最年少でシリコンバレーのVCなどから資金調達を果たしたKiipの創業者ブライアン・ウォンが先日、フォーブスが主催する「アンダー30サミット」に登壇し、成功への8つの近道を紹介した。

1. 自分のスーパーパワーを知る
自分の弱点をいかに克服するかではなく、自分の得意なことに全リソースを割く。ウォンの場合は、とにかく周りの人をワクワクさせることにスーパーパワーを持っていた。では、どうやって自分のスーパーパワーを見つけるのか。少し過去に遡ってみてほしい。なんの努力もなく身についた、自分のミッションとは一見関係がなさそうなことこそがスーパーパワーである。例えば優秀な営業職の人は、高校時代に”鉄板ネタ”を持っていた人も少なくないだろう。相手にストーリーを伝えるエンターテイナーとしてのスキルが求められる営業パーソンが、鉄板ネタを持っていたというのは非常に理にかなったことだろう。
そして、自分のスーパーパワーがわかれば今度は足りないスーパーパワーを持つ人を探すこと。チームビルディングにおいて、この考えを常に持っていてほしい。

2. 聞くこと
あなたが毎日誰かに厄介がられていたり、断られていないのであれば、おそらく”聞く”ことが足りていないだろう。”聞く”という行為は過小評価されている。権力であれ、職業であれ、あなたが求めるあらゆることに近づく鍵はコールド・メール(知らない人に売り込みなどの目的でメールを送ること)にある。決してSPAMを送るということではない。人と繋がったり、気になる人に接触するなど、相手に対して、価値を与えられることをアピールする。今や誰しもがメールアドレスを持っている。メールやほかのSNSなどのプラットフォームはあなたが使いこなすために存在している。

3. 何かに熱中する
なんでもいい、とにかく取り憑かれる位なにかに熱中すること。とあるマーケティングのマネージャーは大会に向け、大きなかぼちゃを育てることに熱中している。マーケティングとは全く関係ないことだが、何かに熱中することでパッションが生まれる。熱中し、なにかに向き合う自分を知ることは、最大限のパフォーマンスを発揮する方法を知ることにつながる。

4. ルールを学ぶな
ウォンは広告業界のルールを知っていたとしたら、Kiipを立ち上げることを躊躇しただろうと語った。新たな世界を築こうとする起業家にとって、ルールを知らないということは実はとてもいいことだ。

5. 投資家を”神”だと思うな
投資家は、お金を持っている人で、起業家はアイディアを持っている人。そう考えれば過度に一人の投資家にばかり目を向けてしまうこともないだろう。多くの投資家は、ファンドへの出資者がおり、彼らも何かしらの影響下にいる。ピッチをする際は、目の前の投資家だけではなく、多くの人間に対してピッチしているということを忘れてはならない。

6. ビジョンが大きければ大きいほど、賛同者は増える
例えば、もう一生シャンプーが必要なくなる製品を作るとしよう。それは巨大な市場を大きく変革することになる。そこに少しでも可能性があるのであれば、そのビジョンは多くの人々を魅了する。

7. 運を作り出す
多くの人は幸運が自分に降りかかってくるのを待っている。しかし、幸運は作り出せる。自分の強みに貢献するような環境を探し出す。アンダー30サミットのような場は多くの可能性を秘めている。

8. 感謝すること
今、なぜこの場にいることが出来ているのか。一度振り返って考えて欲しい。
最後にウォンは自分の生い立ちについて語り出した。ウォンの両親は香港出身で、とても貧乏で、トマトが赤いことやご飯が白いということすら知らなかった。トマトは熟すのを待つ余裕がなく、より安い玄米を常に食べていたためだ。ウォンの両親はその後カナダに渡り、父親は会計士、母親は看護師として働いている。数年前になぜその職業に就いたのかを聞いてみると、安定した生活を送るためだった。そのおかげでウォンと弟が生活する中で持っていた心配事といえば、母親に怒られないか、いい成績がとれるかというくらいだった。では、両親はなんのために、この安定した生活を手にいれてくれたのか。また、つまらない仕事を将来するためではない。もっと未来ある挑戦をするために、親は苦労してこの環境を手にいれてくれたことを忘れてはならない。