高校教師役の三浦翔平
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 本編12巻、番外編も含めると全13巻の人気漫画を実写化する『ひるなかの流星』で、ヒロインをめぐる三角関係の中の一人、獅子尾五月役で出演している三浦翔平は、原作ありきの本作だからこそ「怖い」と感じた部分があったという。「原作ではいろんな布石があってから、中盤にヒロインへの好きという気持ちに気付くんです。ただ今回の映画は、冒頭10分〜15分くらいで好きになるので、それをわかっていて演じるということが非常に怖かったです」。

 脚本の読み合わせの時から、恋に落ちるタイミングについて新城毅彦監督と話し合っていたという三浦。「どこのタイミングで(ヒロインの)すずめのことが気になるのか、ちゃんと好きになるのかというのが、本読みの時から(台本が)3回くらい直っているんです」。実際に撮影現場で、「このセリフを付け足してもいいか」と監督やプロデューサーに相談しながら演じた部分もあったという。

 また三浦は「今回は非常にやることが多いんですよ」と笑う。劇中では運動会やクリスマスなどのイベントもかなり多く含まれている。三浦いわく、「本来はもうちょっと削って、静かに揺れ動く感情を大事にできたらわかりやすいかなと思うのですが、原作12巻を1本の映画にまとめるので、とにかくスピーディーな展開」になっている。

 「そこに飲まれたら自分の思っていることと、映像になったときに違うように見えてしまうのが怖かったので、監督と何回も相談しながら演じきりました」と話す三浦。原作があってこそと考える彼は、「九割方、撮影するシーンは漫画で読んで参考にしていた」という。そんな彼の悩みを解決したのは、監督からの「大丈夫だから安心してくれ」という言葉。撮影が進んでいくうちに徐々に三浦の不安は消えていった。

 今回教師と教え子でありながら恋の相手となるヒロイン・与謝野すずめ役の永野芽郁とは実年齢が10歳以上離れているが、ジェネレーションギャップを感じたことはなかったという。永野の印象については、「とにかくラーメンが好きです(笑)。あとは駄菓子を買いに行きましたし、近所の子って感じですね」とのこと。撮影現場では、シーンの撮影が終わるとニンマリとした顔を向ける永野に、三浦が笑みを返すという本当の“先生と教え子”のようなほほ笑ましいやり取りも見られた。

 一方の永野は“三浦先生”に対して、「三浦さんは、最初に初めてお会いしたときから、もう獅子尾先生そのもので、本当に引っ張っていただくことも多くて、現場をまとめてくださったので、すごく頼りにしていました」とコメント。すっかりと信頼を寄せている様子を明かしていた。(編集部・井本早紀)

映画『ひるなかの流星』は2017年3月24日より全国公開