20日、中国で美容整形業界が需要の急激な高まりにより活況となっており、人材不足に陥っている。写真は中国のネットアイドル。

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2016年12月20日、中国で美容整形業界が需要の急激な高まりにより活況となっており、人材不足に陥っている。シンガポール華字紙・聯合早報が伝えた。

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医学分野、とりわけ整形外科医の人材不足は著しく、整形外科を専門とする大学院生が引く手あまたになっている。中には卒業前に雇用され職に就くケースや、10万元(約170万円)を超える高額の月給を支払う企業も出てきている。

美を求める人は以前から少なくなかったが、インターネットのSNSや自撮りなどの普及により、ネットアイドルやイケメンなどの存在がひときわ容姿を大事にする「顔面偏差値経済」を後押しするようになっている。

業界の関連団体の統計では、2015年には中国の美容整形の市場規模は5000億元(約8兆5000億円)を超え、ここ数年は20〜30%のペースで成長している。一方で、合法な治療を行っている医療機関にとっては、人材コストや広告費の高騰に加え、外科医からくら替えした専門外のはずの“名医”や、技術のない施術、悪質な業者が増えるなど、マイナス影響も少なくない。(翻訳・編集/岡田)