新ロボット「ハーツ」
 - (C) 2017 ひるね姫製作委員会

写真拡大

 白くてふわふわな『ベイマックス』をデザインした、日本人デザイナー・コヤマシゲトが新たに手掛けたロボット「ハーツ」の詳細が記された“設計図”が公開。今回コヤマにハーツのデザインを依頼した『ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜』の神山健治監督が、彼に依頼した経緯などについて明かした。

 『ひるね姫』は、アニメ「東のエデン」「攻殻機動隊 S.A.C.」シリーズなどの神山監督が、2020年の東京オリンピックが間近に迫った夏の日に、突如女子高生・ココネの身に起こったとある事件を描いたアニメーション作品。劇中、ロボットに変形するサイドカーとして登場する「ハーツ」は、ココネを「救う」重要なキャラクターだ。

 別の作品でコヤマにプロップデザイン(劇中の小物などのデザイン)を依頼していたという神山監督は、以前から「メカやキャラクターもできるデザイナーだと思っていて、いつかメインキャラのデザインを頼みたいと思っていた」とのこと。続けて「気がつけばディズニーキャラを描くまでになっていたので今回は是非、主役メカ(キャラ)をお願いしたいと思いオーダーしました」と明かす。

 さらに神山監督は、「ハーツ」には“自動運転=AI”システムが搭載されていることを説明。「来たるべき自動車の自動運転技術を作品内で扱おうというアイデアが出た時に、古くさいサイドカーが自動で動くことになったら面白いなというところから生まれたキャラクターです」とキャラクターの肝の部分について言及すると、「はじめは自分の体を持て余している不器用なロボットですが、ココロネと呼ばれる魔法によりココネたちを乗せて空を飛べるようになったりします。変形する姿もとってもカワイイです」とハーツの新設定についても告白した。

 またAIを搭載したロボットといえば、「攻殻機動隊」のタチコマが思い出されるが、その点に関しては、神山監督は「最初はむしろタチコマとは離れたキャラにしようと思っていたのですが、自動運転車=AIというリンクが結果的に共通したイメージになっていったのかなと思います」と語っていた。(編集部・井本早紀)

映画『ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜』は2017年3月18日より全国公開