恒春海巡隊提供

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(屏東 23日 中央社)恒春海巡隊は23日午前、日本籍の帆船「八重山」号が南部・屏東県墾丁の海域で転覆しそうになっているとの通報を受け、現場に巡視艇を派遣した。転覆の危険性が高いと判断した海巡隊は、帆船をロープで引っ張って漁港に運んだ。乗組員5人は全員無事だった。

海巡隊によれば、帆船には日本人船長に加え、韓国籍の船員1人と台湾海洋大の学生3人が乗船していた。同日午前9時ごろ、墾丁から1.6カイリ(約3キロ)の海域を航行していたところ、海の状態の悪さのために帆船は動力を失い、船体には水が流入。帆も破損した。強風のために船体は傾き、転覆の危険に見舞われた。

通報をうけた海巡隊は巡視艇を緊急出動させ、約15分後に現場に到着。乗組員5人が甲板の上で怯えながら救助を待っているのを確認した。

海巡隊によると、同船は石垣島から出港。東部・花蓮で台湾海洋大の学生を乗せ、南部・高雄に向かおうとしていたという。

(郭シセン/編集:名切千絵)