「国共両党対話交流活動」であいさつをする国民党の陳鎮湘・副主席

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(北京 23日 中央社)野党・国民党の陳鎮湘・副主席は23日、北京で開かれた中国共産党との交流イベントに出席し、次の総統選挙が実施される3年半後の政権復帰に自信を示した。

国民党は馬英九前政権下で中国大陸との融和路線を進めたが、2014年11月の統一地方選挙で歴史的な大敗を喫した。今年1月の総統・立法委員(国会議員)でも台湾独立志向を持つ民進党に敗れ、8年ぶりに政権の座を降りている。

陳氏は、再起には8〜20年の歳月が必要だとする意見もあるが、国民党は2020年の政権奪取に向けて周到に計画と準備を進めていると強調。苦境にあっても、台湾海峡の平和や安定、発展を維持する決心は変わらないと語った。

また、トランプ次期米大統領の発言が、両岸(台湾と中国大陸)関係に影響する可能性にも言及。米国の態度の変化に対しては、両岸双方がともに冷静かつ理性的に対応すべきだと述べた。トランプ氏は今月初め、蔡英文総統と電話で会談したほか、テレビ番組で「一つの中国」の原則について「なぜ縛られなければならないのか」と語るなど、大陸に対し強い姿勢を示している。

国民党と中国共産党は先月上旬、北京でフォーラムを共催。同1日には洪秀柱主席と習近平総書記が会談している。

(尹俊傑/編集:杉野浩司)