プライオリティ・パスで快適に

写真拡大

2016年最後のコラムです。第63回では空港ラウンジを、第66回では街ナカラウンジを紹介しましたが、今回はプラチナカードやブラックカードで利用できるラウンジを紹介したいと思います。

空港VIPラウンジ

空港にはゴールドカードなどの提示で利用できるカードラウンジと航空会社のラウンジの2つあります、と第63回で紹介しましたが、実は国際線ターミナルにはもう一つのラウンジがあります。それが「VIPラウンジ」で、プライオリティ・パスやラウンジ・キーで利用することが可能です。

プライオリティ・パスには何種類か存在しますが、ここでは何回でも無料で利用できるプレステージ会員のプライオリティ・パスで説明します。

プライオリティ・パスのプレステージ会員は、年会費が399米ドルと非常に高額ですが、プラチナカードやブラックカードには無料で付帯する場合がほとんどです。例えば、エポスプラチナカードの年会費は2万円。この2万円で399米ドルのプレステージ会員のプライオリティ・パスが付く事を考えると、実は非常にお得なんです。

プライオリティ・パスで利用できるラウンジは120か国、950ものラウンジを利用できるため、ほぼどこの空港でも利用が可能です。無料のドリンクだけでなく、Wi-Fiやスマホの充電なども可能。搭乗までの待ち時間やトランジットの時間を有効活用できますよ。

東京ディズニーリゾートで超レア体験

東京ディズニーランドや東京ディズニーシーは、ほとんどのアトラクションにスポンサーが付いています。JCBは東京ディズニーランド、東京ディズニーシーのオフィシャルスポンサーで、東京ディズニーランドではスター・ツアーズ、東京ディズニーシーは現在営業していませんがストームライダーのアトラクションを提供しています。

JCBにはプラチナカード(ブラックカードという人もいる)のザ・クラスという最上位カードが存在します。このザ・クラス保有者向けにJCBがスポンサーしているアトラクション内にあるラウンジを提供しているのです。

室内は広く、さらに無料ドリンクの提供もあります。ぬいぐるみなどもたくさんあり、子供たちも大喜び。極めつけは、アトラクションの優先搭乗。ファストパスよりも優先されるんです。

2時間待ちのアトラクションでも問題なし。ラウンジで時間になるとスタッフが迎えに来て、搭乗口まで案内してくれます。もちろん、待ち時間は数分間。彼女のために利用するのもよし、孫のためにおじいちゃんパワーを見せつけるのもよし。

USJの秘密の部屋、知ってた?

JCBが続きますが、もう一つの大きなテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」でもJCB提供のアトラクションがあります。「ザ・フライング・ダイナソー」で迫力満点のアトラクションです。筆者も乗りましたが死にそうになりました。

このザ・フライング・ダイナソーにもラウンジが用意されており、設備やサービスは東京ディズニーリゾートのものと変わりません。

3時間以上も並ぶザ・フライング・ダイナソーですが、こちらのアトラクションにも優先搭乗があります。スタッフの誘導でラウンジを出てエレベーターに乗ると、あら不思議。ドアが開くと搭乗口になっているのです。

ザ・クラスは年会費5万円ですが、プライオリティ・パスも付帯し、毎年2万円程度のカタログギフトが送られてきます。コンシェルジュデスクも◎で、実は非常に優秀なクレジットカードです。

ただし、JCBブランドのカードを持っていればインビテーションが来るわけではなく、JCBゴールドカードなどプロパーカードを使っていなければなりませんのでご注意を。今からザ・クラスを目指して頑張りましょう!

サンリオピューロランドのVIPルーム

テーマパークが続きますが、サンリオピューロランド内の「館のレストラン」にはVIPルームがあるのです。通常は結婚式などで利用されるようですが、セディナ発行の「セディナ プラチナカード」はこのVIPルームを利用することが可能です。

キャラクターとの記念撮影やパレードの優先エリア確保などの特典も付いています。

さらに、セディナ プラチナカードはハローキティ券面を選べます。黒いカードにシルバーのキティちゃんはなかなか可愛らしいカードとなっています。

ただし、今回紹介するクレジットカードの中では筆者が唯一保有していないクレジットカードのため、実際にサンリオピューロランド内のVIPルームを利用したことはありません。なんとか入手していつか体験レポートを書きたいと思います。

銀座ラウンジ

アルマーニ銀座タワーの5階にある銀座ラウンジ。銀座ダイナースクラブカードかダイナースクラブ プレミアムカードを持っていると利用できます(写真は許可を貰って撮影したものです)。

無料ドリンクだけでなく、チョコレートなども用意されており、Wi-Fi環境や電源環境なども準備されています。平日は仕事の合間に利用する事もできますし、休日は銀座でのショッピング後に休憩する事もできます。

プラチナカードやブラックカードは公開されているような情報も少ないですが、使い方によっては年会費以上の価値があるかもしれませんよ。