電気自動車の三菱i-MiEVが2年ぶりの一部改良で機能を充実

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内装の質感を向上し6段階の回生レベルセレクターを採用

現行市販電気自動車のパイオニアである三菱自動車のi-MiEVが、12月21日(水)に一部改良を受けたモデルの販売を開始した。車両本体価格は227万3400円〜262万4400円(税込)となる。

i-MiEVは2009年に登場。その後2011年のマイナーチェンジでは、バッテリー搭載量を10.5kWhに減らした「M」を追加し、2グレードのラインアップとなっている。当初法人等向けに販売された価格は459万9000円(税込/補助金上限139万円)であったが、マイナーチェンジ、一部改良等のタイミングで価格は段階的に引き下げられ、2014年10月の改定で「M」は226万1520円、「X」が283万8240円となっていた。

今回の一部改良では、内装の質感向上として、インパネのカラーをブラックからブラック/アイボリーに変更し、センターパネル中央下部に各種スイッチを集約させて操作性を向上させている。また、シフトレバーの前方のセンターコンソールにはスマートフォンなどの小物類を置けるカップホルダートレイを新たに採用した。

また、フロントシートの形状を変更。これまで以上にサポート性に優れるモノとし、シートカラーもブラック/アイボリーのシート生地を採用しインパネとのコーディネートを図りつつ、レッドステッチ&レッド・アクセントコードを配している。さらにステアリングおよびシフトノブを本革巻きとした。

また、走行性能では、回生ブレーキ力を6段階で調整できる回生レベルセレクター(パドル式)を採用。これはアウトランダーPHEVにも採用されているもので、従来の3段階の走行モードよりも走行状況に最適な回生ブレーキ力を選択が可能となった。

他には、ボディカラーに新色としてレッドメタリック、ライトニングブルーマイカの2色を新設定し全5色のラインアップ。新色以外はクールシルバーメタリック、ホワイトソリッド、そしてi-MiEVのイメージの強い2トーンカラーにはシルバー&ホワイトの1種類のみが残るかたちとなった。

ユーティリティ面では、ユーザーの要望に応えたということで、充電中にエアコン等が使用可能となる空調機能を新たに採用している。

グレード展開はこれまでどおり。Mはバッテリー容量10.5kWh、Xはバッテリー容量16.0kWh。ともに急速充電・普通充電に対応し、後輪駆動モデルのみ。

車両価格は、Mが227万3400円、Xが262万4400円。エコカー減税(クリーンエンルギー自動車等導入促進対策費補助金)は、11万5000円(M)/17万6000円(X)。ともに取得税・重量税は免税となる。

(文:青山義明)