Jタウンネットは2014年、「ヤンキーが多そうな県」をアンケート調査した。その時には1位の茨城県、2位の千葉県、3位福岡県――といった結果が出て、SNSなどで大きな話題を呼んだ。

このアンケートを、日本の首都・東京にしぼってみると、どんな結果になるのだろう。そう思ったJタウン研究所は、「ヤンキーが多そうな東京の『区』といえば?」をテーマに、読者アンケートを行った(総得票数1835票、2016年12月1日〜19日)。果たして結果は――。

逆に「多くなさそう」なのは、中央区



東京23区で、もっとも「ヤンキーが多そう」となったのは、足立区(62.4%)。自動車の「足立ナンバー」で知られるが、かつて区内で起こった少年事件の印象なども関係してか、治安が悪そうなイメージを持つ人は多いようだ。実態はそこまでではないはずなのだが――2位以下の10倍以上の票を集めた。あくまでイメージなので、足立区の皆さま、怒らないで......。

2位は江戸川区(6.2%)、3位は荒川区(4.2%)。いずれも足立同様に、東京の北東部に位置する自治体だ。そして4位以降は、センター街のある渋谷区(3.9%)、池袋を有する豊島区(3.3%)と繁華街が続き、大田区(2.5%)、練馬区(2.5%)のように面積の広い区も上位となった。

一方で下位、つまり「ヤンキーが多くなさそう」のトップは、中央区(0.1%)。このほか、文京、目黒、中野、墨田、品川、千代田、台東、杉並、港の9区は、いずれも1%未満の得票だった。なお、歌舞伎町がある新宿区は11位(1.7%)と、「ヤンキーが多くも少なくもなさそうな街」に甘んじた。