『ブレードランナー2049』のロゴ&コンセプトアート!

写真拡大

 SF映画の金字塔『ブレードランナー』の35年ぶりの新作『ブレードランナー2049』(2017年11月日本公開)が、R指定になることが明らかになった。メガホンを取ったドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が Screen Daily に語った。

 ハンガリーで行われていた本作の撮影が先月末にようやく終わり、現在はロサンゼルスで編集作業にとりかかっているというヴィルヌーヴ監督。「プロデューサーたちはこれが史上最も高額なR指定のインディペンデント長編映画になるだろうって僕に言い聞かせては、面白がっているんだ」とR指定作品として製作されていることを明かした。

 今年公開されたライアン・レイノルズ主演の『デッドプール』が過激な暴力と下品なジョークを盛り込みR指定を受けながらも大ヒットを記録したことで、映画業界全体でR指定映画の可能性に期待が高まりつつある。おそらくその流れを受けて、前作同様に本作もR指定で製作することに決まったものと考えられている。

 また、ヴィルヌーヴ監督は必要最低限しかCGIを使わないように心掛けたといい、「グリーンスクリーンで撮影した回数は、指で数えられる程度なんだ。CGIは背景や拡張性には最強のツールだけど、俳優の周囲には可能な限りのリアルさが必要だと思った。僕はほぼCGIでできている映画を観ると、入り込めないんだ」とそのこだわりを明かした。

 そして本作の編集真っただ中にもかかわらず、ヴィルヌーヴ監督にはすでに新たなSF作品のアイデアがあるという。「SF好きは僕の運命さ。やりたいことがさらに2つあるんだ。この『ブレードランナー』がうまくいけば……どうなるかはいずれわかるだろう」と意欲を見せていた。これまで『プリズナーズ』『ボーダーライン』などで独特の映像美と世界観が評価されてきたヴィルヌーヴ監督は、前作のリドリー・スコットからメガホンを引き継いだ本続編のほかに、エイミー・アダムス主演でSF小説「あなたの人生の物語」を映画化した『メッセージ』が現在、アメリカなどで公開され話題を呼んでいる(日本公開は2017年5月)。(編集部・石神恵美子)