日本語で『犬ヶ島』! - 画像はクラウドファンディングサイト「CrowdRise」のスクリーンショット

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 『グランド・ブダペスト・ホテル』などのウェス・アンダーソン監督が新作ストップモーション・アニメーション映画『アイル・オブ・ドッグズ(原題) / Isle of Dogs』の制作をイングランドで開始したことを、チャリティーのためのクラウドファンディングサイト「CrowdRise」で発表した。併せて公開されたコンセプトアートには「犬ヶ島(Isle of Dogs)」と大きく日本語で書かれており、鬼が住む「鬼ヶ島」のように“犬が住む島”を描くようだ。

 ボイスキャストには、ブライアン・クランストン、ビル・マーレイ、ジェフ・ゴールドブラム、スカーレット・ヨハンソン、ティルダ・スウィントン、リーヴ・シュレイバーら豪華俳優陣がそろった。ヨーコ・オノほか日本人キャストの名前もある。コンセプトアートには日本人らしき男性の姿も描かれており、『犬ヶ島』には日本の要素が多分に含まれていることは間違いないだろう。

 制作を発表する動画の中で「あと誰がいたっけ……」とアンダーソン監督が口ごもると、「僕もいるよ」と柱のかげからエドワード・ノートンが登場。「ああ、エドワード・ノートンだ。犬役の」「メインの犬の一人だよ、実際」「ああ、重要な犬だ」といった軽妙な掛け合いや、エドワードが演じる犬レックスのアニメーションも一瞬見ることができる。エドワードはクラウドファンディングサイト「CrowdRise」の設立者の一人でもある。

 ちなみに、アンダーソン監督が今回新作の発表を「CrowdRise」で行ったのは、マーティン・スコセッシ監督が立ち上げた、古い映画を修復して保存する非営利団体「The Film Foundation」への寄付を募るため。10ドル(約1,100円・1ドル110円計算)の寄付をした人の中から抽選で1名に、ロンドンでアンダーソン監督に会い、セットを見学して映画がどのように作られるのかを見て、アンダーソン監督の指示を受けながら犬の声のレコーディングを行い(吠えたり、遠吠えしたり、クンクン鳴いたりすることを求められる可能性あり)、撮影後に犬のパペットを1体もらえる権利が当たるという。ちなみに、5万ドル(約550万円)出せばその権利を買うこともできる。(編集部・市川遥)