21日、中国北部では16日以降、深刻な大気汚染が広がり、20以上の都市で赤色警報が発令された。

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2016年12月21日、米華字メディア・多維新聞によると、中国で大気汚染が深刻化し、5億人を苦しめている。

中国北部では16日以降、深刻な大気汚染が広がり、20以上の都市で赤色警報が発令された。乗用車の使用制限、工場の操業中止・減産、学校の休校などの対策が導入されている。世界保健機関(WHO)ではPM2.5の健康基準を1立方メートルあたり25マイクログラムと定めているが、北京市の一部地域では400マイクログラム近くにまで達したほか、河北省石家庄市では1000マイクログラム超えという信じられないような数値まで記録している。

国際非政府組織(NGO)「グリーンピース」の試算によると、今回の大気汚染によって4億6000万人もの中国人がWHO基準の6倍以上という大気汚染にさらされた。グリーンピースの大気汚染専門家である柳力(リウ・リー)氏によると、大気汚染は工業生産と深い関係があり、今年第2四半期に鋼鉄価格が上昇し生産量が増加したことが今次の深刻な汚染につながったと分析している。(翻訳・編集/増田聡太郎)