「たかが世界の終わり」メイキングカット (C)Shayne Laverdière, Sons of Manual

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 第69回カンヌ映画祭グランプリ受賞作「たかが世界の終わり」のグザビエ・ドラン監督と、マリオン・コティヤールが作品を語るインタビュー映像が公開された。

 映画は劇作家ジャン=リュック・ラガルスの舞台劇「まさに世界の終わり」を原作に、自分の死期が近いことを伝えるため12年ぶりに帰郷した若手作家の苦悩と家族の葛藤や愛を描いた作品。ギャスパー・ウリエルを主演に、レア・セドゥー、バンサン・カッセル、マリオン・コティヤール、ナタリー・バイというフランスを代表する俳優陣が集結した。

 インタビューでドラン監督は、第64回カンヌ映画祭で、コティヤールと出会ったことが本作が生まれたきっかけをだったと明かす。そして、当初興味を持てなかった原作の戯曲が「マリオンと組みナタリー・バイとも再タッグを組むための“媒体と手段”なのかもしれないと思った」とインスピレーションの源になったといい、その戯曲には「嘘、秘密、表情、葛藤、沈黙、僕の撮りたい全てが揃っていた」と説明する。一方のコティヤールは、撮影のその場で演出を変えていくドランのユニークな手法を「まさにライブアートね。初めての体験だった」と称賛し、現場での様子を振り返っている。

 「たかが世界の終わり」は2017年2月11日から東京・新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMA、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか、全国で順次公開。