「ローグ・ワン」の世界を“書”で表現

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「スター・ウォーズ」シリーズ最新作「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」の大ヒットを記念して、書道家の武田双龍氏と矢野童観氏が、本作をテーマにした書道作品を発表。作品と共に制作中の様子を記録したスペシャル動画が公開された。

「スター・ウォーズ」シリーズといえば、黒澤明監督の「七人の侍」や「隠し砦の三悪人」からインスピレーションを得ていることは広く知られた話。暗黒卿ダース・ベイダーの黒いマスクは武士の「兜」、ライト・セーバーや立ち回りは日本の「殺陣」など、日本文化の影響を受けた演出が随所に登場する。さらに、現在公開中の「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」では、“仲間との絆”、そして“大儀のための戦い”といった、まさにサムライ魂が描かれ、これまでのシリーズ以上に色濃く日本の精神が描かれた作品だ。

今回、武田氏と矢野氏が表現したのは、「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」で11年ぶりにスクリーン復帰を果たしたダース・ベイダーの姿をモチーフにした「兜」、誇り高き反乱軍の兵士たちへのリスペクトを込めた「乱」、“ひとりでは戦えない”というメッセージを2人がリレー形式で書き上げた「戦」、そしてなぜ反乱軍がデス・スターの弱点を掴んだかの謎が明かされることから「謎」の4作品。

「書」を制作するにあたり、「スター・ウォーズ」シリーズ全作を鑑賞したという武田氏は、「兜」について「ダース・ベイダーは悪役ではあるけれど、哀しみを抱えた人。彼の“哀しみ”の部分を表現しました」と語る。

また、矢野氏と挑戦したリレー書道では、文字どおり戦いのようにそれぞれの想いを紙に叩きつけるように一筆一筆仕上げていく。武田氏は「お互いの呼吸を見ながら、戦うように書いていくのが面白かった」と振り返る。

矢野氏が描く「乱」には、帝国軍の究極兵器デス・スターを思わせるシルエットを背景に、新ドロイドのK-2SOが描かれた斬新な作品。そして「謎」は、その作品だけではなく、完成した文字がパラパラと紐解かれると「ローグ・ワン」の文字が登場する……といったユニークな演出の動画にまとめられている。

今回の作品制作について武田氏は「これまで様々な作品を発表してきたが、今回のようにストーリーを表現するのは初めての試み。とても面白かった」と振り返り、「今後も挑戦してみたい」と意欲的に語った。

☆動画URL

「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」の世界を“書”で表現 <謎>
https://www.youtube.com/watch?v=XHVjaLQCEeU

「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」の世界を“書”で表現 <乱>
https://www.youtube.com/watch?v=7XKW98zKTpM

「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」の世界を“書”で表現 <戦>
https://www.youtube.com/watch?v=_6F_v5mKP5M

「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」の世界を“書”で表現 <兜>
https://www.youtube.com/watch?v=8UzXjaaYd_8