パコとディーニュの初ゴール&アルダのハットで7発大勝バルサが5回戦進出!《コパ・デル・レイ》

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▽バルセロナは21日、カンプ・ノウで行われたコパ・デル・レイ4回戦2ndレグでエルクレスと対戦し、7-0で圧勝した。この結果、2戦合計8-1としたバルセロナが5回戦進出を決めた。

▽控えメンバーとカンテラーノを中心として臨んだ敵地での1stレグを辛くも1-1のドローで終えたバルセロナ。セグンダB(スペイン3部)所属のエルクレス相手に勝利が求められるこの2ndレグに向けてルイス・エンリケ監督は、年内最後のリーガとなったエスパニョールとのダービーからマスチェラーノ、デニス・スアレスを除く9人を変更。招集外となったMSNに代わって、アルダ、アルカセル、ラフィーニャが3トップを組んだ。

▽勝ち抜けには最低1点が必要なものの、自陣深くに6バックの堅牢な守備ブロックを形成するエルクレスを相手に、攻めあぐねるバルセロナ。ラフィーニャやデニス・スアレスが密集地帯で個人技からチャンスを作ろうとするが、MSNでも苦戦必至の守備ブロックをなかなか崩し切れない。

▽圧倒的なボール支配も仕掛けのスイッチが入らないバルセロナは、31分にボックス左で仕掛けたデニス・スアレスがサイドネットを叩くシュートでようやくゴールの匂いを感じさせると、37分に均衡を破る。左サイドからの折り返しをボックス中央のラフィーニャがダイレクトシュートするが、うまくミートできない。だが、この当たり損ねがディーニュへの絶好のラストパスとなり、フランス代表DFは冷静に利き足の左足でシュートを流し込んだ。

▽苦しみながらもディーニュの移籍後初ゴールでリードを奪ったバルセロナはここから攻勢を強めると、終了間際の45分にボックス内で仕掛けたアルダがうまく相手のファウルを誘い、PKを獲得。キッカーのラキティッチの右を狙ったシュートはGKに読まれるも、うまく脇の間をすり抜けた。

▽2点リードで試合を折り返したバルセロナは、相手が前がかりになってきたことで、後半立ち上がりにあっさりと3点目を奪う。ボックス左で仕掛けたアルダがDF3枚を相手にキープ。自らフィニッシュに持ち込むことはできなかったものの、ルーズボールをボックス手前のラフィーニャが豪快に左足のミドルで突き刺した。さらに55分には、右サイドの高い位置でアレイシ・ビダルが上げたクロスをゴール前に飛び込んだアルダがダイビングヘッドで合わせ、後半2点目を決めた。

▽この4点目でさすがにペースを落としたバルセロナだったが、移籍後初ゴール奪取に向けて意気込むパコ・アルカセルがアルダやラフィーニャと共に積極的に攻勢を続けると、73分に待望のゴールを奪う。アルダのスルーパスに抜け出したラフィーニャの折り返しがDFにディフレクトしてゴール前に流れると、これをアルカセルが頭で押し込んだ。

▽その後、ベンチにどっしりと腰を下ろしてひと息つく指揮官は、ベンチに置いていたイニエスタやブスケッツを投入する意思を見せず、穏やかな表情で戦況を窺う。86分と89分には絶好調のアルダが続けてゴールネットを揺らし、先日のチャンピオンズリーグのボルシアMG戦に続く今季2度目のハットトリックを達成。パコとディーニュの初ゴールに加え、アルダのハットトリックで7発大勝のバルセロナがコパ・デル・レイ5回戦進出を決め、2016年の最後を勝利で飾った。