奇跡の救出作戦が伝えるメッセージとは?
 - (C) 2016 Warner Bros. All Rights Reserved.

写真拡大

 映画『ダークナイト』『インターステラー』のクリストファー・ノーラン監督が、キャリアで初めて実話の映画化に挑んだスペクタクルサスペンス『ダンケルク』から、絶望的な戦場のど真ん中に放置された気分が味わえる、衝撃的な新特報映像が公開された。

 第2次世界大戦中の1940年、フランスのダンケルクでドイツ軍に包囲されたイギリス・フランス両軍の兵士約40万人を、860隻の船舶で移送した実際の救出作戦を描く本作。ノーラン監督の新作とあって、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のトム・ハーディやオスカー俳優のマーク・ライアンス、ケネス・ブラナー、キリアン・マーフィ、さらにワン・ダイレクションのハリー・スタイルズなど豪華キャストが出演する。

 新たな特報は、ダンケルクの街を歩く英仏連合軍の兵士たちの頭上に、ドイツ軍がバラ撒いた「包囲した、降伏せよ」という警告ビラが舞い落ちるシーンからスタート。さらにドイツ軍は地上戦を止め、空からの一斉攻撃を決定。凍えるような雰囲気に満ちた映像からは、死地にとり残され、追い詰められた兵士たちの絶望が伝わってくるようだ。

 ノーラン監督ならではの重厚でスケール感たっぷりの映像は圧巻の一言。また仲間を救うために一般船舶でダンケルクを目指す人々を捉えたシーンからは、この映画が、敗北を扱いながらも、絶望を乗り越えて生還を目指す人間の姿を通して、明日への希望を描いた1本になっていることを期待させる。

 撮影のホイテ・ヴァン・ホイテマ、美術のネイサン・クロウリー、編集のリー・スミス、衣装のジェフリー・カーランドなど、スタッフにはかつてノーラン監督とタッグを組んだ面々が再集結。『マッドマックス』のアンドリュー・ジャクソンが視覚効果監修を担当しており、技術面でも見どころだらけの作品になりそうだ。(編集部・入倉功一)

映画『ダンケルク』は2017年9月、全国公開