By Christian Rondeau

AppleやGoogle、MicrosoftにAmazonなど、IT業界のスタープレイヤーが集結するシリコンバレーで仕事をするというのは、多くの人が憧れるものですが、アメリカ国籍を持たず、またグリーンカードを取って永住権を取得していない人がアメリカで職に就くためにはH-1Bビザと呼ばれるビザの発給を受ける必要があります。

このビザの取得には原則として4年制大学を卒業していることや、アメリカ側から雇用される予定であること、職務の内容が専門的なもの(Professionalなもの)である必要があるなど、ハードルは決して低くはないのですが、実際にH-1Bビザを取得してアメリカで働くとどのぐらい給料がもらえることになるのか、そんな実態がわかるサイトが「H1B Salary」です。

H1B Salary

http://www.h1bsalary.info/



サイトは非常にシンプルなレイアウトになっており、画面上段にある「Companies」から会社名を選ぶか、検索窓に会社名を入れて検索すればOK。まずは「Apple」を選んでみると……



以下のようなグラフが表示されました。グラフには「アプリのソフトウェアエンジニア」「ソフトウェア開発エンジニア」「ASIC(集積回路)設計エンジニア」の3つの職種における年収が表示されており、右に行くほど年収が高いことを示しています。色分けされた円が年収額の分布を示しており、円が大きいほど人数が多いことを表しています。



グラフにマウスオーバーすると、それぞれの行の詳細が表示されます。「ソフトウェア開発エンジニア」の場合は、最少額が9万5000ドル(約1100万円)、最高額が21万5000ドル(約2500万円)というもので、平均額は12万5000ドル(約1470万円)となっています。



グラフの項目は切り替えることが可能で、「Job Titles」では職種や役職を切り替えて比較できます。



「Cities」では、選んだ企業の所在地ごとに絞り込むことが可能。



「Year」は年ごとの実績を表示させることが可能です。



見方がわかったところで、主なシリコンバレーの企業を見てみます。部屋をシェアするサービスを提供するAirbnbだと、ソフトウェアエンジニアで11万ドルから19万ドル(約1300万円から2200万円)。データサイエンティストは少し落ちるようですが、それでも最高で14万ドル(約1650万円)を手にしている模様。



Amazonだと、下は7万ドル(約800万円)から上は18万ドル(約2000万円)といったゾーン。



Dropboxの場合は、ソフトウェアエンジニアの間でも10万ドルから20万ドル(約1200万円〜2400万円)の開きがあるようです。



Facebookだと上限が23万ドル(約2700万円)ぐらいにまで上昇する感じ。



Googleでは、年収12万ドル(約1400万円)前後のケースが多い模様。しかし中には26万ドル(約3000万円)を超えるソフトウェアエンジニアも存在しています。



会計ソフトの大手であるIntuitは8万ドルから17万ドル(約950万円〜2000万円)といったところ。他社と比べると下がったように思いますが、それでも基準はかなりの高水準。



LinkdInは10万ドルから17万ドル(約1200万円〜2000万円)のゾーンに落ち着いています。



Microsoftの場合は10万ドル(約1200万円)前後から20万ドル(約2400万円)のあたりに分布している状況。ただし、最もサンプルが集中しているのは10万ドル台前半のゾーンです。



Uberだと8万ドル(約950万円)前後から、18万ドル(約2000万円)に届くかどうかというところです。



なお、検索したい企業はシリコンバレーに限定されているわけではありません。日用品や雑貨を取り扱っているBed Bath & Beyond(ベッド・バス・アンド・ビヨンド)を検索してみると、9万ドル台から13万ドル台(約1100万円〜1500万円)に分布していることがわかります。