子供の入店を禁止したカフェは「正しい決断」と主張(出典:http://metro.co.uk)

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乳幼児にフレンドリーなカフェというのは母親たちにとって有り難いものだ。友人とホッと一息つくことのできるカフェに子供を連れて行くことができないと、母親たちは息抜きをする場所がますます制限されてしまうかもしれない。しかし、静けさを求める客たちからすると、子供の泣き声や走り回る姿は迷惑でもある。どちらの立場になることが店として正当なのか。このほど英ロンドン郊外のカフェオーナーの女性が、「5歳未満はお断り」と子供の入店を禁止したことで賛否両論が巻き起こっている。

ロンドン北東部とエセックス州の境目に位置するエッピング・フォレスト地区は、美しい自然が広がり家族連れにフレンドリーなカフェが立ち並ぶエリアとしても人気が高い。しかし同地区にあるバックハースト・ヒルという町で、5歳未満の子供の立ち入りを禁ずるというカフェが出現した。

今年9月にオープンしたカフェ「The Organic Kitchen(オーガニック・キッチン)」のオーナー、ヒラリー・ぺニングさんは、自身も2歳の息子を持つ母親だ。しかしながら、このたび「5歳未満の子供の出入り禁止」のサインを店のドアに掲げた。

ぺニングさんは英紙『Evening Standard』に、その理由をこのように語っている。

「多くの母親が乳児を連れて来て、長い間泣かせっぱなしにしているんです。うるさくしている子供たちを注意もしない母親たちのせいで、店から出て行くお客様もいます。それに店内に持ち込まれる大きなバギーは、食事を運ぶスタッフがテーブルの間を通れないことも度々あり邪魔になります。子供の入店を禁止することは私にとってもチャレンジでありハードなものでしたが、正しい決断を下したと思っています。」

この地域は学校が4校あり、子供を連れた母親同士がカフェでお茶を飲む光景が多く見られるそうだ。そんな中で「5歳未満の子供を禁止」するカフェに対して、母親たちをはじめ様々な声があがっている。

2児の母であるカレン・スティチャーさん(39歳)はFacebookに「学校の近くで子供を禁止するカフェだなんて差別だわ。バギーを外に置いておかなければならないことは理解できるけど、5歳未満は禁止だなんて酷すぎる。今後、このカフェを利用することはない」と綴っている。

また、エリー・ハート=スプラットさんも母親の立場でありながら「双方の意見はわかるけど、赤ちゃんのイラスト写真を使って禁止を訴えるのは酷い。こういうやり方では多くの母親が不快に思うだろう」と話している。2児の母親であるヘザー・パートリッジさん(29歳)も「歓迎されてないように感じる。このエリアのビジネスとしては自殺行為だ」と不快感を露わにする。

一方、8歳の息子がいるというアニー・マッカーシーさんはカフェの意向を尊重し、勇気ある決断だと述べている。また、デイヴ・パレットさんは「子供なしで食事を楽しみたいという人もいるのだということを、どうしてわからない人がいるんだろう。なぜ、平和で静けさを求めることがこんなにも不当扱いされるのか」と疑問を投げかけている。

出典:http://metro.co.uk
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)