『好きになるその瞬間を。〜告白実行委員会〜』 12月17日より公開中 (C) HoneyWorksMovie

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原作と映像化された作品を、重箱の隅をつつくように細か〜く比較する【元ネタ比較】。今回は10代女子に大人気の『好きになるその瞬間を。〜告白実行委員会〜』を取り上げます。

【元ネタ比較】『好きになるその瞬間を。〜告白実行委員会〜』前編
中高生が夢中になる“ハニワ”が映画に!

興行成績でなんと初登場第9位という快挙を成し遂げた『好きになるその瞬間を。〜告白実行委員会〜』。「え? 9位で快挙?」と思う人もいるだろうし、「トップ10入りなのにそんな映画知らなかった」と思っている人もいるかもしれない。

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『好きになるその瞬間を。〜』は動画投稿サイトで活躍するクリエイターユニット、通称ハニワことHoneyWorksによる楽曲をもとに製作された劇場アニメ第1作、『ずっと前から好きでした。〜告白実行委員会〜』に続く第2作目となる劇場アニメだ。ハニワは一般的な知名度は低いだろうけど、中高生、とくに女子では知らない子はいないぐらいの人気ぶり。ボカロを使った楽曲が多いが、一般的なボカロPの中二病系の世界観とは違って、10代のキュンキュン系の恋愛観をストーリー性高く描き、少女漫画風のイケメンが大量投下されたイラストで動画が構成されている。

だから本作のターゲット層は女子中高生とピンポイントで、公開館数も72館でスタート。同週公開で興行成績初登場1位の『映画 妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!』は5倍の360館スタートのうえに、中高生よりお金を持っている親世代が“財布”となっているし、付き添いで動員数もアップする仕組み。それを考慮すると、お正月映画の大作が居並ぶこの年末時期に9位という記録は堂々の快挙と言えよう。

…中編「王道の青春ストーリーに大人もキュンキュンな大ヒットアニメ」に続く