高配当株は「増配率」が伸びる銘柄に注目せよ! 利回りや増配に加え、増配率とその伸びにも 着目して発掘した、利回りアップ期待の2銘柄を紹介

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日経平均株価が2万円にも迫るほど、好調な日本株市場。その一方で、マイナス金利政策の影響により、高い利回りを得られる魅力的な金融商品は減少している。そんな中で、高配当株は日本企業が株主還元を積極化しているため、長期保有すれば、さらなる利回りのアップが期待できる点が魅力。では、どんな高配当株なら利回りアップが狙えるのか。

ここでは12月21日(水)発売のダイヤモンド・ザイ2月号に掲載している中から、特に将来の利回りの伸びが期待できるおすすめの「高配当株」をピックアップ! さらにクォンツ・リサーチの西村公佑さんに、高配当株投資のコツを教えてもらった。

将来、さらなる利回りアップが狙える高配当株は
「連続で増配率がアップ」している銘柄!

 高配当株の中でも投資家の人気が高いのが、連続で増配を続ける株だが、配当額は増えても、「増配率」(配当額の増加率)が減少しているケースも多い。しかし、ここで紹介するのは、連続で増配率を伸ばしている高配当株だ。

「株式市場では、業績を評価する際に伸び率が重視されます。配当額の増加率も同様のことが言えるのです」(クォンツ・リサーチ西村さん)

 配当の原資となるのは、企業の利益や、保有する現金だが、利益が伸び続けている株のほうが、配当額を大きく増加させる傾向がある。また、日本株は売買代金の6割を占める海外の投資家の影響が大きい。そんな彼らが重視する株主還元に積極的な企業が高く評価される状況が続いている。

「これまでは評価されにくかった業種の株でも、配当額を増やし、しかもその増額率が伸びていれば、株主還元策の評価がいっそう高まり、今は割安に放置されていても見直し買いも入るでしょう」(西村さん)

 以下に紹介する4銘柄は、配当利回りが高いうえに増配率のアップが続く高配当株だ。PERの水準も低いため、割安感があり、下値不安も小さい。利益成長に合わせて、配当を大きく増やす期待大だ(※銘柄コメントは、クォンツ・リサーチ西村公佑さん、マーケットコメンテーター岡村友哉さん)。

下値不安が小さく、連続増配見込みの4銘柄を紹介!

 最初に紹介するのは、携帯販売代理店最大手のティーガイア(3738)だ。現在の配当利回りは2.95%で、業績好調に加えて配当性向の高さから、株価は右肩上がりとなっている。

 太陽工機(6164)は、工作機械を手がける新潟の企業。株価に割安感があり、さらなる上昇が見込める。こちらも現時点で配当利回り3.07%の高配当株だ。