エデンの果実をめぐって…
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 マイケル・ファスベンダーを主演に迎え、大ヒットゲームを新たなキャラクターとストーリーで実写映画化したミステリーアクション『アサシン クリード』から新予告編が公開され、ストーリーの核心に迫る、「人間を完全に服従させれられる」というエデンの果実に隠された真実が明らかになった。

 遺伝子操作によって、ルネサンス朝スペインでアサシンとして活躍した祖先の記憶を追体験させられた男カラム・リンチ(ファスベンダー)が、歴史に隠された謎に挑む姿を描いたミステリーアクション。本作のためにパルクールや殺陣などを学んだというファスベンダーの本格アクションシーンがすでに話題となっている。

 この度公開された予告編では、15世紀からアサシン教団と戦い続けてきたテンプル騎士団が現代に創り上げた企業アブスターゴ・インダストリーのCEOアラン・リッキン(ジェレミー・アイアンズ)による「人間の歴史は暴力の歴史だ。このままでは人類は滅びる。だが救いはある。“エデンの果実”があれば人間を完全に服従させられる」というスピーチで幕を開ける。

 場面は変わり、アブスターゴ・インダストリーに連れてこられた死刑囚のカラムは、マリオン・コティヤール演じるアラン・リッキンの娘、ソフィア・リッキン博士に出会う。彼らが開発した遺伝子操作(アニムス)によって、カラムの祖先の記憶が呼び覚まされ、カラムは自らの祖先がルネサンス期スペインで、テンプル騎士団から“エデンの果実”の秘密を守るアサシン教団の伝説のアサシン、アギラールだったことを知る。アニムスで何度もアギラールの視点に入り込んだカラムは、アサシンとしての能力を覚醒させ、いつしか精神までもアギラールとシンクロしていく。“エデンの果実”にたどり着けば、テンプル騎士団の思惑どおりになることを意味するが、アサシンの子孫であるカラムの辿る運命とは……行く末が気になる映像となっている。

 ファスベンダーは、「アサシン教団とテンプル騎士団がいて、戦いが続いているという考えがある。これは、例えば闇と光というものではない。その道徳原理はかなりあいまいで、ある点ではかなり偽善的だ。道徳部分がとてもあいまいなところは、かえって面白みがあるように思う」とアサシン教団が善でテンプル騎士団が悪というわけではないという見解を示し、本作の興味深さについて触れた。

 主人公カラムとその祖先アギラールの1人2役を務めたファスベンダーに、マリオン、ジェレミーといった実力派が集結しているほか、今回の予告編で名女優シャーロット・ランプリングも出演していることが確認できた。メガホンを取ったのは、『マクベス』でファスベンダー&マリオンとタッグを組んだことのあるジャスティン・カーゼル。(編集部・石神恵美子)

映画『アサシン クリード』は2017年3月3日全国公開