台湾の主力戦闘機IDF=軍聞社提供

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(台北 21日 中央社)空軍の国産戦闘機IDF(経国号)2機が今年8月、空中で接触事故を起こしていたことが明らかになった。けが人はおらず、機体はすでに修復されたが、与党・民進党の蔡適応・立法委員(国会議員)は20日、危険な事例であるとし、国防部(国防省)に調査を求めたほか、野党・国民党幹部も「ねじを締め直してほしい」と忠告した。

空軍司令部によると、事故を起こしたのは台南基地に所属するIDF2機。今年8月19日に空中で気流にあおられて接触し、清泉崗基地(台中市)に着陸した。また、今月19日にはF16戦闘機1機が電気系統のトラブルで清泉崗基地に着陸している。

国民党幹部は、国軍は演習や訓練、整備などでさまざまな問題が相次いでいると指摘。個々の問題ではなく、軍の構造的な問題だと抜本的な改善の必要性を訴えた。

また、蔡立法委員も、「あってはならないこと」とし、必要なら操縦士の再教育も行うべきだと語った。

(王承中、劉麗栄/編集:齊藤啓介)