21日、中国で猛威を振るっている大気汚染の影響で各地の学校が休校となる中、グラウンドでテストを行った学校が物議を醸している。

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2016年12月21日、中国で猛威を振るっている大気汚染の影響で各地の学校が休校となる中、グラウンドでテストを行った学校が物議を醸している。大河網が伝えた。

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河南省林州市では連日重度の大気汚染が発生しており、19日午前に市内全域で中小学校や幼稚園に休校を通知した。ところが、このうちの1校の中学校が休校せず、数百人の生徒をグラウンドに座らせテストを行ったと20日保護者から現地政府に苦情が届いた。同校の中学2年生は、「いすを持ってグラウンドに移動し、いすを机がわりに19日午前と午後にテストを受けた」と証言している。

これに対し同校の校長は、「当日は定期考査ではなく実力テストを行った。大気汚染はそれほど深刻ではなかったため約480人の生徒がグラウンドでテストを受けた」と説明。通知を受けた後の午後にもテストを行ったことに対しては、「せっかく実施したのだから、やり切ろうと考えた」と語っている。

この騒動に対しネットでは「無責任な学校だ」「大気汚染がなくてもこの季節に室外は寒いだろ」と批判する声が圧倒的に多かった。さらに、中国ではカンニング防止の対策としてテストをグラウンドで行うケースも確認されているが、これに関連して「これなら監視する人もいらないね。カンニングしようにも自分の解答用紙を見るのでも苦労する」と皮肉った意見も寄せられた。(翻訳・編集/内山)