武漢海水稲生物技術研究院がこのほど発表した情報によると、沿岸部の砂浜やアルカリ性土壌で栽培可能な稲の新品種「海稲86」の試験が成功し、0.06ヘクタール当たりの生産量が平均150キロ以上に達した。

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武漢海水稲生物技術研究院がこのほど発表した情報によると、沿岸部の砂浜やアルカリ性土壌で栽培可能な稲の新品種「海稲86」の試験が成功し、0.06ヘクタール当たりの生産量が平均150キロ以上に達した。海水稲は、沿岸部の砂浜の海水の中で栽培可能な稲だ。中央テレビ網が伝えた。

海水稲は2016年、広東省湛江市、山東省、吉林省などで400ヘクタール弱試験栽培され、その0.06ヘクタール当たりの生産量は平均150キロ以上に達した。これを踏まえ、試験範囲は2017年に667ヘクタール以上まで拡大する予定だ。袁隆平院士を中心とする科学研究チームは現在、高生産量を実現するという難問に取り組んでおり、ハイブリッドの優位性を利用し生産量を拡大しようとしている。袁氏は「3年間の取り組みにより、海水稲が砂浜の塩分に耐えられるようにし、0.06ヘクタールあたりの生産量を300キロにするという目標を立てた」と述べた。

この稲の全長は砂浜で1.8−2.3メートル、アルカリ性土壌で1.4−1.5メートルまで伸びる。成熟した後、稲穂の長さは22−23センチになり、その米粒は朱色だ。中国保健協会食品安全審査専門家委員の李新蘭氏は「海稲米を炊いて食べたことがあるが、海水からしょっぱいコメを想像するかもしれないが、そんなことはなく、味もまあまあ。pH値は8.8ほどだ。赤いのはセレンのためで、その含有量は一般的な米の7.2倍にのぼる。一般的な精米と比べると、アミノ酸の含有量は4.71倍に達し、栄養価が高い」と説明した。(提供/人民網日本語版・編集/YF)