銀行窓口で“ニセ札”の預金成功

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中国には死者を火葬するさい、“冥幣”という「紙のお金」を一緒に燃やす風習(死者があの世で豊かな生活が送れるようにとの願いが込められている)が残っているが、このたび、その“冥幣”で預金に成功していた事例が明らかになり、関係者をあ然とさせている。“冥幣”が中国通貨ではなく、アメリカ通貨であったため、銀行の担当者が気付かないまま処理してしまったという。

中国メディア・華西都市報などによると、この一件は7月中旬のこと。四川省遂寧市の銀行にひとりの女が現れ、窓口でアメリカドル紙幣4,600ドル分を外貨預金した。すると、その後しばらくして、女は男を連れて再び同銀行を訪れ、今度は4,500ドル分を外貨預金して立ち去ったという。

異常が見つかったのはその日の晩。行員が外貨チェックをしていたところ、女が預金したアメリカドル紙幣に不審な点を確認した。一見すると本物のアメリカドル紙幣とそっくりであったその紙幣の裏には“冥幣”と記されており、ご丁寧に「流通・取引禁止」との注意書きも。行員はすぐに当該の口座を確認したが、すでに全額が引き出された後だったという。

その後しばらくしてこの男女は捕まったそうだが、“ニセ札事件”が相次いでいる中国でもさすがに呆れられる出来事となったようだ。