無料で「生きたビジネス英語」を学べる英語動画アプリ『BeNative』。シリコンバレーなどで活躍する米国の起業家の言葉からグローバルなビジネスシーンで活躍するために押さえておくべき英語表現を学ぶことができます。

今回ご紹介するのは「as soon as possible(できるだけ早く)」という表現の実践的な使い方。学校の教科書にも載っている表現ですが、ビジネス英会話でも重要です。まずは、以下の動画で米国の起業家たちがどのように使っているのか見てみましょう。


まず、動画の5秒目でholler社 CEO・Nick O'Neill氏がこのフレーズを用いて次のように述べています。

While I'm bootstrapping now, I'm going to get to revenue as soon as possible.

今、私はブーストラップ(自己資金で起業)しているので、できるだけ早く収益化しなければなりません。

(1) bootstrapper:自己資金で起業する人。この動画では動詞形の「boostrape」を使用。
(2) get to revenue:「収益化する」という意味の成句。

自己資金で起業しているNick氏、当然資金が尽きれば事業は立ち行かなくなります。インタビューに答える様子には余裕がありますが、すぐに収益化しなければならないという切迫した状況にあるようです。Nick氏はas soon as possibleを使うことで自社の課題を簡潔に述べるとともに、効果的に印象づけています。

「〜するとすぐに」という表現は、ビジネス上ではそもそも使い勝手の良い表現です。RECCHECK社CEO・Kevin Hernandez氏は動画の35秒目で次のように述べていますが、この例はas soon as 〜を定型文的に用いるべき状況だと言えるでしょう。

We wanna have it out to you as soon as possible so you can start using it and improve your game.
君たちにそれ(オンラインで人を集め、場所取りをしてスポーツをしながらつながれるアプリ『RECCHECK』)をできるだけ早く届けたいよ。そうしたら、それを使ってゲームを楽しんで。
※1文にまとめられているが、so you can ...で文章が切れていると考えてよい。

Kevin氏が自社アプリの構想について説明したとき、説明された人は「ぜひ使ってみたい」と言ったそうです。それに対してKevin氏はas soon as possibleを使って「すぐにローンチするよ」と伝え、相手が自社アプリを楽しみにする気持ちを強めたのでしょう。日本語でもこういった期待を持たせるような言い方をよくしますよね。

最後に、動画の31秒目からBluRushMedia社がAndroid用ランチャーアプリ『EasyLaunch』について語っているシーンはas soon as 〜(〜するとすぐに)の用法としてとてもオーソドックスです。

So we need to do some demographic research, but as soon as that's done, I think this'll be the new version.

顧客層について調べなければなりませんが、それが終わったらすぐに、それは新しいバージョンになると思います。

シンプルに「未来の予定」を伝えるために使われていますね。ビジネスでは「〜したらすぐに」と言いたい場面は多いはずなので、こちらもぜひ練習して使えるようにしておきたいところです。

以下の動画ではas soon as 〜を日常的な用例とともに解説しています。この機に復習しておくのもいいのではないでしょうか?



スマートフォン用のアプリである「BeNative」ですが、『BeNative! ITの英語』『BeNative! 金融の英語』(アルク刊)という書籍教材が本日、2016年12月21日に発売されます。

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Facebook、Evernoteといった代表的なITベンチャー企業やビットコイン、NASDAQ、ハーバードビジネススクールへのインタビューを読みながら、IT分野・金融分野で頻出の単語やフレーズを学ぶことができます。本当の意味で英語に強くなりたいという方はぜひ書店などで手にとってみてください。


(神山拓生)