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イタリアのアウトモビリ・ランボルギーニは19日、フラッグシップモデル「アヴェンタドール」の次世代モデル「アヴェンタドール S」を発表した。空力にこだわった新デザイン、再開発されたサスペンション、より強化されたパワー、新たなドライビングダイナミクスを特徴とし、V型12気筒ランボルギーニ車の新たなベンチマークとなる。

デザインは、車体のフロント・リアをはじめとする外装の一部が改良された一方で、側面は「アヴェンタドール」ならではの特徴を残した。今回の修正では、いずれも空力性能を最大限にまで高めるとともに、「アヴェンタドール」ならではの複雑かつパワフルな力学を強調している。さらに、ランボルギーニ・チェントロ・スティーレによって、「カウンタック」のオリジナルモデルを思わせるリアホイールのアーチのラインをはじめ、過去のアイコンの要素も巧みに取り入れられた。

シャーシは引き続き個性的かつ頑丈なアルミニウム・フレーム付き軽量カーボンファイバー・モノコックを採用し、乾燥重量を1,575kgにとどめている。開発においては、とくにハンドリングとドライビングエモーションの向上にこだわり、サスペンションのみならず電気制御システムにおけるすべての面において進化を遂げたという。

ランボルギーニのシリーズ生産車では初となる新四輪ステアリングシステムを採用し、低速・中速時の俊敏性向上、高速時の安定性向上を実現。新四輪ステアリングに合わせて運動学面での修正を施した最新式のプッシュロッドおよびランボルギーニ磁気粘性サスペンション(LMS)、ドライビングモードに応じ、よりスピーディーかつ高精度なトラクションや車体力学の制御を叶えるべく改良された新ESC戦略も採用された。

エンジンは先行モデルを40HP上回る最大出力740HPのV型12気筒自然吸気6.5リッター・エンジンを搭載。トルクは5,500rpmで690Nmとなり、パワーアップを図るにあたってVVT(可変バルブタイミング)およびVIS(可変インテークシステム)の両方を最適化し、より豊かなトルクカーブを実現した。さらに、最大エンジン回転数も8,350rpmから8,500rpmへ増加し、0-100km/h加速は2.9秒、トップスピードは350km/h以上となる。

ドライビングモードは「ストラーダ」「スポルト」「コルサ」に加えて、今回新たに加わった「エゴ」モードの計4種類を用意。「エゴ」モードでは、ドライバーの好みに応じてトラクションやステアリング、サスペンションがカスタマイズ可能となった。

(木下健児)