デビュー10周年の秦基博がアリーナツアーへの想いを語る

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12月25日(日)夜9時より、WOWOWライブで「秦 基博 10th Anniversary アリーナツアー “All The Pieces”」を放送。11月5日に大阪・大阪城ホールで行われた秦基博のライブの模様がオンエアされる。

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放送を目前に控え、ことしデビュー10周年を迎え初の全国アリーナツアー中の秦にインタビューを敢行。10周年のアニバーサリーイヤーについてたっぷり語ってもらった。

--2016年もあとわずか。デビュー10周年のアニバーサリーイヤーということで充実した年だったと思いますが、振り返ってみていかがでしたか。

秦「2月に『スミレ』、10月に『70億のピース/終わりのない空』の2枚のシングルをリリースしましたし、春にはアルバム『青の光景』のツアー、そして11月からのアリーナツアーもあって、10周年というタイミングでたくさんの人に歌を届けにいけて良かったと思っています」

--デビューしてからの10年、いろんなことがあったと思いますが、感覚的には長かったですか。あっという間でしたか。

秦「“気づけば10年だな”という感じなので、あっという間でした。最初は10周年ということをあまり意識していなかったんですけど、Augusta Camp(9月17日に富士急ハイランド コニファーフォレストで開催された『Augusta Camp 2016 〜produced by 秦 基博〜』)とか、いろんな場面でたくさんの方々から10周年のお祝いの言葉をいただいたりして、やっと実感したところがあります。そう言ってくださる方がいるということが恵まれてると思いますし、10年音楽を続けてこられたことも改めてありがたいなと思える、そんな年になりました」

--11月8日に満10周年を迎えたわけですが、そのタイミングで11月1日の横浜アリーナから全7公演のアリーナツアーも始まりました。「All The Pieces」というツアーのタイトルに込められた想いを教えてください。

秦「最新シングルの『70億のピース』からのインスピレーションもあって付けたタイトルです。僕が10年やってきた様々な表現方法など、自分が持っている全てを集めて、さらに会場に来てくれるみんながいて、全てのピースがそろって完成するような充実したライブにしたいと思いました」

--秦さんにとって、初のアリーナツアーということですが。

秦「あとファイナルの福岡(12/23(金・祝)マリンメッセ福岡)を残すのみとなりましたが、6公演を終えて、これまでに何度もライブに足を運んでくれている人だけでなく、初めて観に来たという人もたくさんいることが分かって。10周年というタイミングと、アリーナという大きな会場だからこそ、新しい出会いが生まれたんじゃないかなって思うんです。それがすごくうれしかったですね。自分で言うのもなんですけど、音楽を介してみんながそこに集まって、コミュニケーションというか、何らかのやり取りや伝え合いをしているような、いい時間がどの会場にも流れていたような気がします」

--初のアリーナツアー、どんな気持ちで臨みましたか?

秦「やっぱりアリーナは大きいので、そのキャパシティでどうやってお客さんに満足してもらえるか、会場の広さを超えてどう音楽を近く感じてもらえるかというのが重要だと思ったので、演出や構成もそのことを念頭に置いて考えました。会場がピンと張り詰めた空気になるときも必要だし、逆に一番遠い席のお客さんに身近に感じてもらえるときも必要なので、その両方を生かすためにどうやってダイナミクスを付けていくかを自分なりに苦心したというか、かなり考えましたね」

―最新シングル曲の「70億のピース」「終わりのない空」をはじめ、代表曲の一つ「ひまわりの約束」、デビュー曲の「シンクロ」など、新旧織り交ぜたセットリストになっていますが、これもやはり10周年というのを意識して選ばれたんですか?

秦「はい。10周年をどう総括するか、さらに楽曲を今の自分がどう料理していくかを考えながらアレンジの方向性も決めていきました。オリジナルアルバムのリリースにともなうツアーとは違うので、曲を決めるのに結構時間が掛かりましたね。前回の『青の光景』のツアーが、アルバム自体もそうだったんですけど、ぐっと入り込んで聴いてもらうような内容だったので、今回のアリーナツアーはすごく開けた明るいライブにしたいという気持ちがありました」

--バンドメンバーは、鈴木正人さん(ベース)、皆川真人さん(キーボード)、あらきゆうこさん(ドラム)、弓木英梨乃さん(ギター)。前回の「青の光景」のツアーと同じメンバーですね。

秦「自分が今やりたい音楽を表現する上で、すごくフィットしているミュージシャンの方々だと思いますし、みんなで出す音が瑞々しいんです。歌を生かそうとしてくれている中でも各プレイヤーの持ち味がしっかり出ているのでバンドサウンドも楽しんでもらいたいです。ツアーの他にAugusta Campでもハウスバンとして演奏してもらったので結束力はかなり強くなってると思います」

--そしてストリングス隊も参加されています。

秦「ダブルカルテットのストリングス隊が参加しているのも、今回のツアーの大きな特徴の一つです。もともとストリングスが入っている曲もありますが、原曲には入っていないものにもストリングスを加えてみたりして、ライブでしか聴けないアレンジになっている曲もあります。とは言え、全曲にストリングスを入れるんじゃなく、バンドで聴かせるところと全員で聴かせるところのメリハリをつけるために敢えてストリングスを入れないといった贅沢なこともしています」

--そのアリーナツアーの中から11月5日に行われた大阪城ホール公演がWOWOWで放送されることが決まりました。

秦「この日の公演も最初はじっくりと音楽を楽しんでくれている印象で、そこからどんどん盛り上がっていくという感じでした。大阪城ホールは5周年の時にもライブをやらせてもらったんですけど、同じ場所なのに5年経つと見え方も変わってくるんだなって。こうやってまたライブをすることができて、すごくうれしいです」

--放送でこのライブを楽しもうと思ってる方に、どんなふうに観てもらいたいですか?

秦「ツアータイトル通り、10年間やってきた音楽の表現が凝縮されたステージだと思います。“秦基博って、こういう音楽をやってるんだ”というのがよくわかってもらえるライブだと思いますので、僕の音楽をよく聴いてくださってる方はもちろん、聴いたことないという方にも、とにかく観て楽しんでもらいたいです」

--最後に、2017年の予定や抱負などをお願いします。

秦「すでに決まっている予定としては、5月に横浜スタジアムでライブを行います。地元の横浜、しかも子供の頃から野球を見にいったり、少年野球の開会式で行ったりした場所なので、そこでライブがやれるというのは特別な思いがありますね。野外ということでより開放的な雰囲気ですし、いいライブにしたいですね。あとは、10周年の今年がいろいろあったので、のんびりしたいです(笑)。まぁ、のんびりすると言っても休むわけではなくて、次のアルバムに向けて、音楽とじっくり向き合えたらいいなと思っています」

初のアニバーサリーを彩るライブとなったアリーナツアーの大阪公演での、秦の感情豊かな歌声、そして豊潤なサウンドをクリスマスの夜にテレビ放送で楽しもう!