2012年にアメリカのオーディション番組『Xファクター USA』で結成され、翌年にデビューした5人組ガールズグループ「フィフス・ハーモニー(以下5H)」。MTVビデオ・ミュージック・アワードやアメリカン・ミュージック・アワードを含む数々の賞を受賞してきた「5H」。昨日、そんな彼女たちに関する衝撃ニュースが飛び込んできた! それは、人気メンバーのカミラ・カベロの脱退。

アルバム『7/27』に収録された「ワーク・フロム・ホーム feat. タイ・ダラー・サイン」は今年MTVビデオ・ミュージック・アワードを獲得したばかり!

「5H」のメンバー、ダイナ・ジェーン、ローレン・ハウレギ、ノーマニ・コーディ、アリー・ブルックが、連名でカミラの脱退を公式に発表した。

「4年と6ヶ月の時を過ごした私たちですが、カミラがグループを脱退する旨を彼女の代理人から伝えられました。カミラの幸福を願います。(中略)ハーモナイザーズ(ファンの愛称)の愛とサポートを受けながら、これからも残りのメンバーで活動を続けていきます。4人でグループとしての結束を固め、また個々でも活躍していきます。今後が楽しみです」

カミラ・カベロといえば、「5H」の中でも特に人気の高いメンバー。たとえばインスタグラムのフォロワー数を見ても彼女の人気ぶりは歴然で、バイセクシャルを公言したローレンが350万人を誇るも、他のメンバーは250万人前後。ところがカミラは、世界中に800万人のフォロワーがいるのだ。

カミラ・カベロ フィフスハーモニー
脱退が発表されたカミラ。キューバで生まれ、メキシコとアメリカで育った彼女は、「Xファクター」で一度は除外されたものの、グループ結成時に呼ばれ番組に復活した。

アルバム『リフレクション』にも収録されたシングル「ワース・イット feat. キッド・インク」はプラチナに認定された。カミラはゴルフクラブを持ち、セクシーなダンスを披露。

しかし、そのわずか数時間後にカミラ本人がTwitterを更新し、「5H」による発表を事前に知らされていなかったことを明かした。

「15歳の頃、それまで存在も知らなかった、才能に満ち溢れた4人と同じグループに入ることができました。みんなで同じ夢へ向かって歩み始めてから5年近くになりますが、これまで一緒に達成してきたことや、このグループの一員になれたことを誇りに思います」
「ただ、5Hが出した声明にはショックを受けました。私は何も聞かされていませんでした。他のメンバーとはツアー中に何度も話し合ってきたので、私の思いを知っていたはずです。『私が辞めることを、代理人を通じて突然知らされた』というのは本当ではありません。私もメンバーと同じく、来年ソロとしても活動をしようと思っていましたが、このような形で5Hを去ろうとは考えてもいませんでした」
「最高なファンの皆さんへは、これからもずっと感謝を続けます。あなたたちは5人の普通の女の子たちの夢を叶えてくれました。みなさんと一緒に、出身も言葉も音楽の好みも、何もかも違う私たちはたった一つの夢に向かってきました。その夢は一生忘れません」

しかし、今回の発表にそこまで驚いていないファンもいるよう。なぜなら、以前から不仲説は流れていたから。今年の8月、あるインタビューでノーマニが他のメンバーを一言で表したときに、カミラに対する褒め言葉がなかなか出てこず…。そのため「2人の仲は険悪なのでは」と囁かれたが、ノーマニもカミラも不仲説を払拭していた。

他にも、MTVビデオ・ミュージック・アワードで、カミラがソロ曲でも2つの賞を獲得し、グループでの受賞を合わせると4つの賞を受賞した時にも問題が起きてしまった。カミラのマネージャーが「4つの賞を受賞したカミラ、おめでとう!」とコメントすると、「5H」メンバーのひとりであるローレンの母親が「はっきりさせましょう。2つはグループのみんなで受賞したものよ」とツイート(現在は削除されている)。本人たちがどう思っているかは定かではないけど、周囲に軋轢が生じていた可能性も。

他にも、カミラがライブ途中で退場したことがあったり、秋に開催予定だった複数の公演がキャンセルされたことなどから、「解散もあり得るのでは」と囁かれるまでに。

今回脱退が決まったカミラのボーカルには定評があり、<ビルボード>がカミラの11のベストパフォーマンスをピックアップするほど。また、ソロ名義で発表した2曲もヒットを飛ばしている。

今年はマネージメント会社を移籍し、さらなる活躍が期待されていた「5H」。2017年に3枚目のアルバムを発表予定だとも明かされたばかりだっただけに、カミラの脱退は今後の活動にどう影響するのか…。今後のグループの活動と、カミラのソロキャリアに注目していきたい。