Doctors Me(ドクターズミー)- ワーカホリックは要注意!? “燃え尽き症候群”の気になる4つの症状

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気が付かないうちにいつも長時間労働している、というあなた。頑張りすぎていませんか?
そんな方にぜひ知ってほしい「燃え尽き症候群」。

これって一体、どういう状態なのでしょうか?
今回は精神科医のひなこ先生に「燃え尽き症候群」の原因や症状、改善方法、予防策など説明していただきました。

「もしかして自分もそうかも」という人や「周りにそういう人がいるかも」という方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

燃え尽き症候群とは


燃え尽き症候群とは、何かを一生懸命行っていた人が、持続的にストレスがかかり続けた結果として意欲や感情が著しく失われた状態に陥るものを言います。

燃え尽き症候群の原因


頑張りすぎ


頑張ることはもちろん、決して悪いことではありませんが、体調の悪い時や気持ちの乗らないときにも、自分に負荷をかけ続けることは燃え尽き症候群の原因となることがあります。

完璧主義


少しのミスなども認めない、完璧主義的な態度は自分にも、場合によっては周囲にも大きな負担をかけます。

燃え尽き症候群の症状


■意欲や気力が低下してしまう

■自分でも目標が分からなくなってしまう

■自分に自信が持てない

■何かを達成しても、充実感がない

燃え尽き症候群になりやすいタイプ


■頑張り屋さんの性格

■人の手助けをしたり、プライベートな時間まである程度要求されるようなイメージのある職業に就かれている人(医療職や教職など)

■人に相談したり、援助を求めたりできない性格やシチュエーションなど

燃え尽き症候群の治療


医療機関での治療


医療機関での治療は主に精神科で行われ、精神療法、カウンセリングなどを中心とした治療が行われます。

燃え尽き症候群のうち、例えば強い不眠が伴っているものには睡眠を助けるお薬、不安感が強いものに対しては抗不安薬といったように、対症療法的に薬物療法がおこなわれます。

また、ほとんど肉体的・精神的に十分な休息をとることもなく、何かをし続けた結果として燃え尽き症候群に陥ることも多いので、しっかり休みを取ることも非常に大切なことです。

自分で行える治療


自分で燃え尽き症候群になりそうかな、と思ったらまずは可能であれば、休息をとることが大切です。

休暇を取れれば非常に好ましいですし、それが難しければ週末や仕事を終えた後は、あえて仕事のことは考えずゆっくり休む、といったことが大切です。

心を癒されるような趣味があれば、それに没頭する時間を設けることも大切なことだと思います。

燃え尽き症候群の予防法


まず、何事も思いつめすぎ、頑張りすぎを避けること、自分なりに自分に無理をかけすぎず、できる範囲をあらかじめ把握・設定して物事を行うことが大切です。

誰かに手助けを求めたり、できないことはできない、という勇気をもつこと、定期的に自分のための時間を持つことも時には非常に大切なことですね。

最後にひなこ先生から一言

「燃え尽き症候群」は自分自身も含めて、だれにでも起こりうる問題です。

特に、人を手助けしたい、役に立ちたいという気持ちの強い方こそかかりやすいものですので、常に自分に無理がかかっていないか、限界が近づいていないか、自身に問いかけつつ生活していくようにしたいですね。

(監修:精神科医 ひなこ先生)