サイオステクノロジーとアウトソーシングテクノロジー(OSTech)は12月20日、マイクロソフトのクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」をサービス基盤とし、オープンソースのWebアプリケーションフレームワーク「Drupal」とそのほか各種オープンソースソフトウェア(OSS)を利用したWebシステムの設計・構築・運用・保守の一連の業務を「Drupal on Azure」としてワンストップで提供・支援するサービスを共同で展開すると発表した。

DrupalはWebサイトのコンテンツ作成、表示方法のカスタマイズ、管理作業の自動化、投稿者の管理などを可能とするOSSのコンテンツ管理システム(CMS)。主に多国籍企業、政府・学術機関などが運用する大規模、多言語対応が必要なWebサイトで導入されている。また、近年は動的なコンテンツへの対応や商取引まで機能が拡張されていることから、Webアプリケーションフレームワークとしても位置付けられているという。

今回、サイオスとOSTechが提供するDrupal on Azureサービスは、サイオスが5月に発表した「OSS on CLOUDインテグレーションサービス」で培ったAzure上における各種OSSを利用した開発・運用の知見と、Drupalの専門部署を設けたOSTechが蓄積してきた開発・運用ノウハウを融合し、提供する。

両社は、共同で新規システム構築、基幹系や情報系など既存システムとの連携、多言語化対応、認証・セキュリティ強化などの分野においてDrupalの機能を活用したWebシステム構築を実現するという。

具体的な共同展開では、両社がそれぞれ顧客開拓を行い、実装段階での設計、構築および引渡し後のサポートにおいては、原則としてサイオスが主契約者(プライムコントラクター)として取りまとめてAzure上でのサーバインフラ領域を、Drupalに関連した領域をOSTechがサブコントラクターとしてそれぞれ担当する。さらに、Azure上でのOSSとDrupal利用に関する技術情報を両社共同で開発・配信し、利用者拡大を促進していく方針だ。

(岩井 健太)