以前は「映画スター」と「TVスター」の活躍の場がはっきり分かれていたハリウッド。しかし近年では、『ハウス・オブ・カード 野望の階段』(2013)のケヴィン・スペイシー、『エクスタント』(2014)のハル・ベリー、『ブルックリン警察 ―内部告発―』(2016)のジェニファー・ロペスをはじめ、多くの映画スターたちがTV界に進出し、その垣根が薄れてきているよう。

<The Hollywood Reporter>によると、そんな中、今度はあのジュリア・ロバーツ(49歳)がドラマ初主演を決めたのだとか!

ジュリアといえば、『プリティ・ウーマン』(1990)で一世を風靡し、今なお人気の『ノッティングヒルの恋人』(1999)ではハリウッド女優を演じ、『エリン・ブロコビッチ』(2000)ではアカデミー主演女優賞を受賞した、世界の誰もが認めるスター中のスター。

そんな彼女が主演をつとめる作品は、ベストセラー作家マリア・センプル原作の『Today Will Be Different(原題)』。ジュリア演じる主人公エレノア・フラッドが、「今日を人生で最高の日にしよう」と誓うものの、様々なトラブルに見舞われて予定が狂ってしまう…というストーリー。

放送の詳細はまだ発表されていないけれど、製作会社のアンナプルナ・ピクチャーズがプロデュースを担当するほか、ジュリア本人も自身のレッド・オム・フィルム社を通じて製作総指揮をつとめる予定とのこと。

原作者のセンプル氏は、今回の企画について「ジュリアが(主人公の)エレノアに生命を吹き込んでくれるなんて、クラクラするほど嬉しいわ!」とコメント。

名実ともにトップスターのジュリアが、TV画面の中でどんな演技を披露してくれるのか…今から楽しみ!