銃撃戦やカーチェイスを繰り広げる

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 ジャズ奏者マイルス・デイビスの“空白の5年間”を描く「MILES AHEAD マイルス・デイヴィス 空白の5年間」の新たな本編映像が、公開された。出世作「トレインスポッティング」の続編も控えるユアン・マクレガー扮する音楽記者デイヴの登場シーンを切り取っている。

 「ホテル・ルワンダ」や「アベンジャーズ」シリーズのドン・チードルが監督・共同脚本・製作・主演を務めた本作。舞台は、1970年代後半の米ニューヨーク。活動休止中のマイルス(チードル)とデイヴがコンビを組み、マイルスのマスターテープを盗んだ卑劣なプロデューサーとし烈な争奪戦を繰り広げる。

 野心的なデイヴは、マイルスの自宅を突撃取材するも顔面パンチを食らうなど散々な目に。だがなんとか“運転手”としてマイルスに同行する許可を得たデイヴは、車中インタビューを試みる。しかし、マイルスは「いいか。まず生まれた。ニューヨークでは遊びまくり演奏した。ヤクをキメて演奏。そこへお前が(来た)」としか語らず、デイヴは途方に暮れる。本作で初共演を果たしたチードルとマクレガーの演技派2人が、絶妙な掛け合いでユーモラスなムードを創出している。バディムービーとしての本作の特長が感じ取られるシーンだ。

 本作は、“ジャズの帝王”としてのマイルス・デイビスに焦点を当てるだけでなく、虚実織り交ぜて人間としての魅力に迫っている。本人の声を聞きこんで役作りの糧(かて)としたというチードルが、本人が憑依(ひょうい)したようななりきりぶりを見せている。

 「MILES AHEAD マイルス・デイヴィス 空白の5年間」は12月23日から全国公開。