アマゾン「広告つきで50ドル」の格安スマホBlu R1 HDを販売再開 

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アマゾンは今夏、スマホメーカーBluと手を組んでわずか50ドルで手に入るBlu R1 HDを販売した。ロック画面にアマゾンからの広告が流れるという条件付きのスマホだ。数か月間は飛ぶように売れたが、スパイウェアが発見されたという報道と同時に在庫切れとなった。そしてこの度、1か月間の”在庫切れ”を経て販売が再開されたが、このスマホは買いなのだろうか。

広告なしの場合、Blu R1 HDの価格は100〜110ドルだ。だが広告と言ってもロック時のスクリーンに表示されるのは1行のテキスト広告のみで、しかも他に通知がない場合に限っている。ロック解除の邪魔になることもない。

50ドルのモデルではRAMが1ギガでストレージ容量は8ギガだが、10ドルをプラスするだけで、どちらも2倍になる。MediaTekのクアッドコアプロセッサを搭載しており、通常の利用では問題にはならない。5インチの720p液晶ディスプレイは価格にしては上々だと感じるだろう。

スパイウェア問題が発生した原因は、Bluと中国系企業Adupsとの間のコミュニケーション不足だったという。AdupsはR1 HDのOTA(無線によるアップデート機能)を担当しており、アップデート時に端末のデータ収集が可能になっていた。Bluはこの機能を無効にしたものと考えていたが、有効になっていたことによりインストール済みのアプリのリストやSMSの内容などがAdupsに送られる状態になっていた。「データはいかなる用途にも使用していない」と同社は主張している。

そんな大失態を乗り越えて販売が再開されたのが今回のBlu R1 HDだ。このスマホは信頼できるのか、という疑問も浮かぶがOSはアップデートされており、アマゾンは「データが収集されることは無い」と宣言している。

広告つきで50ドルの格安スマホを試してみたい人には、良い選択肢かもしれない。