20日、環球時報は「比大統領が南シナ海の仲裁判決を棚上げ、中国外交部は歓迎を表明」と題し、中国とフィリピンの関係について伝えた。資料写真。

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2016年12月20日、環球時報は「比大統領が南シナ海の仲裁判決を棚上げ、中国外交部は歓迎を表明」と題し、中国とフィリピンの関係について伝えた。

フィリピンの各メディアによると、同国のドゥテルテ大統領は17日の会見で、中国の主張を退けた仲裁裁判所の判決を理由に中国にプレッシャーをかけることはしないと述べた。さらに、「中国に対しいかなる要求もしない」とし、東南アジアの政治局面に変化が訪れていると語った。

フィリピン側の姿勢について意見を聞かれた中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は19日、「ドゥテルテ大統領の姿勢を歓迎し称賛する。南シナ海の仲裁判決問題において、ドゥテルテ大統領の政策は中比両国と両国民の根本的な利益に合致しており、双方が継続的に信頼関係と友好関係を深めていることを表している」と述べた。

報道では、先日南シナ海で中国海軍が米軍の無人潜水機を押収したことも中比関係の強化を後押ししていると指摘。欧米メディアは米軍の無人潜水機が押収された海域はフィリピン沖の公海と伝えており、フィリピンのロレンザーナ国防相は17日、米軍が無人潜水機を使用していた事実を把握していなかったとし、中国が無人潜水機を押収した後に米国に駐在するフィリピン大使館に通知が届いたという。こうした米国側の行動がフィリピンの反感を買っていると報道では伝えている。(翻訳・編集/内山)