18日、韓国のソウル市が賞金10万ドル規模の「アジア平和賞」の制定を推進していることが分かった。これに、韓国のネットユーザーがコメントを寄せた。写真は韓国。

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2016年12月18日、韓国・ソウル新聞によると、韓国のソウル市が賞金10万ドル(約1180万円)規模の「アジア平和賞」の制定を推進していることが分かった。

ソウル市関係者は18日、「安重根(アン・ジュングン)義士の東洋平和論精神を称え、未来の平和増進を図るため、アジア平和賞をつくることを決めた」と明らかにした。

ソウル市は同事業に2000万ウォン(約198万円)の予算を投入。賞の授与は2018年から、安重根が死去した3月26日か、安重根が伊藤博文を暗殺した10月26日に行う計画だという。国家、人種、宗教、理念を問わず、アジアの平和に寄与した個人や団体が対象となる。

ソウル市は同事業を推進する理由について、「都市の競争力にふさわしい国際賞がない」と説明した。しかし、ソウル市にはすでに、世界平和と人類の和合に寄与した個人や団体に授与される「ソウル市民賞」がある。そのため、一部では「税金の無駄遣いになる」と指摘する声も出ている。

これに対し、ソウル市関係者は「名前は似ているが、今回の賞は安重根義士の精神を称えるという趣旨であり、性格が異なる」と説明した。

これについて、韓国のネットユーザーは「賞の制定より、安重根義士の死を無駄にする親日行為を防ぐ努力をしてほしい。慰安婦合意や軍事協定の撤回など…」「“平和デモ”の模範になった朴大統領の退陣を求めるソウルの“ロウソクデモ”を最初の受賞者にしてほしい」「とても素晴らしいこと。安重根義士の精神を受け継ぐことが、アジアが繁栄する唯一の道」「次期大統領になるため、好感度を上げようとしているのかな?」「最近の韓国の若者の約半分は安重根を知らないだろう」などのコメントを寄せた。(翻訳・編集/堂本)