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「TOYOTA GAZOO Racing」は2017年シーズンに臨む「ヤリス WRC」(日本名「ヴィッツ」)とドライバーを発表した。1.6リットルの直噴エンジンは380PSを発揮し、空力的にも高いレベル。1カ月先に迫ったモンテカルロでの開幕戦に万全の体制で挑む。

「ヤリス WRC」(日本名「ヴィッツ」)は2017年FIAワールドラリーカー技術規定に準拠したラリーカーとして開発された。1.6リットルの直列4気筒髱エンジンを搭載し、規定による36mmのエアリストラクターを装着しながら380PS以上の最高出力を発揮する。規定により設計の自由度が増したため、空力面で優れた水準を達成し、空力パーツを含めた全長は4,085mm、全幅は1,875mm。最低重量は1,190kgとなっている。

トランスミッションは油圧式6速で、2機の機械式ディファレンシャルとアクティブ・センター・ディファレンシャルと組み合わせて4輪を駆動する。サスペンションは4輪ともマクファーソンストラット。ブレーキはグラベル用が300mm、ターマック用が370mmのディスクを装備する。

「ヤリス WRC」は2台投入される。ドライバーはWRC16勝の実績を誇るヤリ-マティ・ラトバラ選手と、「ヤリス WRC」の開発初期からテスト走行に参加してきたユホ・ハンニネン選手。テストドライバーとして新鋭のエサペッカ・ラッピ選手が加わる。

チーム代表のトミ・マキネン氏は、「『ヤリス WRC』は、信じられないほどのポテンシャルを持つ、優れた設計のクルマだ。まだすべてのポテンシャルを引き出せているわけではないが、信頼性と速さを兼ね備えているといえる」と述べている。

(山津正明)