19日、韓国メディアによると、韓国の朴槿恵大統領が2002年当時、北朝鮮の金正日国防委員長との会談後に“裏の人脈”を通じて金氏に手紙を送っていたことが分かり、物議を醸している。写真は北朝鮮。

写真拡大

2016年12月19日、韓国・世界日報によると、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が2002年当時、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)国防委員長との会談後に“裏の人脈”を通じて金氏に手紙を送っていたことが分かり、物議を醸している。

問題の手紙は今年10月、朴大統領が過去に理事として活動していたヨーロッパ・コリア財団の活動状況や文書、写真、動画など、数千件のファイルが入ったハードディスクの中から発見された。

手紙は2005年7月13日に送付されもので、「委員長へ。昼間の熱気に蒸し暑さを感じる季節が戻ってきました。暑い日が続いていますが、委員長は元気にお過ごしでしょうか」との文章で始まる。当時、朴大統領はハンナラ党(現セヌリ党)の代表を務めていた。朴大統領は手紙で「委員長とお会いしてから3年が過ぎた。これまで私には多くの変化があったが、委員長のご配慮のおかげで元気に過ごしている。委員長との約束事項はヨーロッパ・コリア財団を通じて着実に実践している」と述べた。その上で、「ただ惜しいのは、『普天堡電子楽団の南側(韓国)公演』や平壌の『経済人養成所』建設計画がまだ実現されていないこと」とし、「私としては、これらについて協議するためヨーロッパ・コリア財団の平壌事務所を設置し、財団関係者が平壌を自由に訪問できるようにしたい」と提案した。

これについて、野党「共に民主党」のチョン・チョンレ元議員は、「金正日にへつらい、お世辞を並べ、北朝鮮政権の正当性を認めたことになる。統一部の許可なしに手紙をやり取りしていたのなら、国家保安法のスパイ罪に当たる」と主張した。

この報道に、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せた。

「鳥肌が立った。朴大統領の行動は想像をはるかに超えている」
「国家保安法違反だ。朴大統領の法違反の種類はバラエティーに富んでいる」

「朴大統領が犯した罪は掘っても掘っても底が見えない。法律で処理すると言っても、この事態は収拾されないだろう…」
「朴大統領の弾劾後が楽しみ。一体何年を刑務所で過ごすことになる?」
「朴大統領が従北だった。北朝鮮を利用して政権を維持していたようだ」

「朝鮮半島統一のために手紙をやり取りすることがなぜ罪になるの?朴大統領に罪はない。朴大統領は国益のために人生を捧げた人だ」
「確かな証拠もないのに騒がないで。韓国は大統領よりメディアに問題がある」(翻訳・編集/堂本)