18日、ベネズエラ各地で16日から暴動が発生し、中国系住民の店舗にも被害が及んでいる。新たに発行の決まった高額通貨が予定どおり流通していないことがきっかけだという。

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2016年12月18日、新華網によると、16日からベネズエラ各地で暴動が発生し、中国系住民の店舗にも被害が及んでいる。

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暴動が起きたのは16日からで、ボリバル州のシウダ・ボリバルやグアシパティ、トゥメレモなどで、新たに発行の決まった高額通貨が予定どおり流通しないことに不満を抱いた人々が暴徒化した。破壊・略奪の被害に遭った中国系の店は数十店に上るとみられ、現地に住む中国系住民の店舗経営や生活に深刻な影響が生じている。

在ベネズエラ中国大使館は緊急事態として、邦人の被害状況を調べるとともに、ベネズエラ政府の各機関と連絡をとり、早急に対処を求めた。17日、ベネズエラ政府は暴動が起きた地域に軍を派遣し、略奪の拡大を防ぐとともに、19日まで夜間外出を禁じ、旧100ボリバル紙幣の交換期限を延長することで、不満の解消を図っている。

被害のあった中国系住民は地元の華僑団体の援助で安全な場所に避難し、中国大使館も避難を支援。そのほか、中国系の団体が被害に遭った中国系への募金や物資の寄付を呼び掛けている。(翻訳・編集/岡田)