華やかな私生活で
世間をにぎわせたガボールさん 写真:Rex Features/アフロ

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 往年のハリウッド女優ザ・ザ・ガボールさんが12月18日(現地時間)、米ロサンゼルスの自宅で心臓発作のため死去した。99歳だった。

 ガボールさんのパブリシストが米バラエティに認めたもの。ガボールさんは2002年に自動車事故に遭って以来、車いす生活を余儀なくされていた。その3年後には脳卒中を患い、11年には感染症のため右足をひざ上から切断する手術を受けた。米ピープル誌によれば、今年2月6日に99歳の誕生日迎えた2日後から、肺感染症で入院していたようだ。

 1917年ハンガリー・ブダペスト生まれのガボールさんは、36年にミス・ハンガリーに選出され、その後、妹のエバ・ガボールの後を追いハリウッドに渡った。52年のMGMの「Lovely to Look At(原題)」で女優デビューし、ジョン・ヒューストン監督が画家ロートレックの生涯を描いた「赤い風車」でブレイク。その後、オーソン・ウェルズ監督作「黒い罠」などに出演した。

 ガボールさんは、プライベートな話題で世間をにぎわせた、現在の“セレブリティ”の先駆けともいえる存在。ヒルトンホテルの創業者コンラッド・ヒルトン、オスカー俳優ジョージ・サンダースらと9度の結婚を経験し、最後の夫フレデリック・フォン・アンハルトは26歳年下だった。また、89年にはビバリーヒルズで交通違反をめぐり警察官に暴行し刑務所で3日間過ごすなど、破天荒なエピソードにも事欠かなかった。