ババアまじ厄介っ……。会社であった「○○ハラスメント」・6つ

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多くの人が集まって仕事をする職場では、相手を不快にさせないよう気遣うことが大切です。にもかかわらず、さまざまな「ハラスメント」で気持ちよく働けない環境を作り出している迷惑な人もいますよね。働く女性が受けたハラスメントについて、経験談を聞いてみました。

■一瞬にして女性を不快にする【セクハラ】

・「セクハラ。彼氏の有無や休みの日の予定について結構長い間聞かれる」(24歳/金融・証券/事務系専門職)

・「セクハラ。飲み会のときに隣に座った男性が手を腰に回してきて、手を繋がれた」(23歳/食品・飲料/営業職)

多くの女性が悩むセクハラ。相手は悪気がなくても、こちらが不快だと感じればセクハラになります。体に触れたり性的な発言を繰り返すなど、被害者はけっこう多いのではないでしょうか。

■立場を利用して圧力をかける【パワハラ】

・「パワハラ。正社員だからって偉そうにされて『黙って言うことを聞け』みたいに命令されて『従わないとわかってるな』と脅しもかけられた、すごく不快だしおかしい」(35歳/小売店/販売職・サービス系)

・「パワハラかな。仕事のやり方を押し付けられ、自分の考えを伝えようとしても怒鳴って遮られ、『できないなら毎日言うよ!!』と。最終的に『私は言いたいことは全部言ったからもういいよ、帰って。まだ何かある?』と言われた」(32歳/学校・教育関連/秘書・アシスタント職)

こちらももはやなじみ深いハラスメントとなってしまっていますね。立場が上であることを利用して、下の立場の人に圧力をかけることは、できる人がする行為ではありません。

■妊婦や妊娠を望む女性を理解しない【マタハラ】

・「マタハラ。つわりで休んだら、『休み過ぎだ』と責められたことがある」(33歳/生保・損保/事務系専門職)

・「『子どもができたら、仕事を辞めてもらう』と言われた」(31歳/人材派遣・人材紹介/営業職)

企業ですから利益を生まなくてはいけないのは当然です。問題は採用時に妊娠した際の雇用についてしっかり説明がなされていないこと。いざ妊娠したら邪魔者扱いされたとなれば、マタハラと言われても仕方ないでしょう。

■妊婦であることを逆手にとる【逆マタハラ】

・「編集長が妊娠していたときに『私妊娠していて大変だから、帰ります。これやっといて』と言う。助けてあげたいけど、なんとも言えない気持ちになった」(30歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)

マタハラがあれば逆マタハラも存在します。妊婦であることを逆手にとって、自分を優遇することを強要していては、あとに続く働く女性に悪影響を与えてしまいそう。

■理不尽な言葉を連発するモラハラ

・「モラルハラスメント。お局から理不尽なことで怒鳴られたりして、数えきれないほど嫌な思いをした」(33歳/食品・飲料/事務系専門職)

・「会社で『だから女はダメなんだ』が口癖の男性上司がいて、モラハラを受けることが結構あるのでイラッとするから」(28歳/商社・卸/事務系専門職)

生きていれば理不尽なことなどたくさんありますが、仕事をする上ではあまり経験したくないですよね。自分の価値観だけが正しいと思わないことが大切です。

■とにかくくさい! スメハラ

・「スメハラならある。タバコくさい上司がいつもしゃべってくる。気分が悪い」(34歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

・「スメハラを受けたことがあります。口臭や加齢臭など、本当にくさかった……」(27歳/生保・損保/事務系専門職)

スメハラは周囲に不快感を与えるだけでなく、自分自身の評価も下げてしまうことになります。気を付ければ直せることなので、早急に改善してもらいたいですね。

■まとめ

職場で受けたさまざまなハラスメントについて、女性の意見が寄せられました。働いていると直面してしまう何らかのハラスメント。これらの行動を「○○ハラだ!」と声を上げることもひとつですが、一番は自分がその立場になったときに同じことをしないよう心掛けることが大切ですね。

(ファナティック)

※画像はイメージです

※マイナビウーマン調べ
調査日時:2016年11月22日〜12月2日
調査人数:102人(22歳〜34歳の女性)