豪華なキャストが集結した!
 - (C)「武曲 MUKOKU」製作委員会

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 綾野剛主演の映画『武曲 MUKOKU』(2017年初夏公開)に元AKB48の前田敦子が出演し、蜷川幸雄さん演出の舞台「太陽2068」(2014)で同じ舞台に立っていた2人が、映画で初共演を果たすことが明らかになった。「毎回、シーンを撮った後の熱量がすごかった」と撮影現場を振り返る前田は、綾野演じる主人公の恋人役を務めている。

 本作は芥川賞作家・藤沢周の「武曲」を基に境遇の違う2人の男が剣士として鍛錬を積み、ぶつかり合う姿を活写する。剣道5段の腕前を持つ矢田部研吾(綾野)は、ある事件をきっかけにアルコール漬けで自堕落な日々を送り、ビルの警備員をしながら暮らしていた。母は既に亡くなり、「殺人刀の使い手」として名をはせた父は入院中。そんなある日、ラップに夢中の高校生・羽田融(村上虹郎)に出会った研吾は、彼が父と同様に「天性の剣士」であることを見いだして……。

 AKB48を卒業後、『もらとりあむタマ子』『さよなら歌舞伎町』『イニシエーション・ラブ』などに出演し、女優としての道を着実に進んでいる前田は、本作で研吾の恋人・カズノを熱演。研吾について「本当に男臭い男」と説明し、今作に関しては「男同士のプライドの闘いっていうのは、男の人にしかわからないものがたくさんあると思いますが、そこまで熱くなれるのってかっこいいと思います」とコメントしている。

 『海炭市叙景』『私の男』などで知られる熊切和嘉監督がメガホンを取ったこの作品。研吾とカズノが通う小料理屋の女将・大野三津子役に風吹ジュン、研吾の父・矢田部将造役に小林薫、研吾の師である剣道範士8段の僧侶・光邑雪峯(みつむらせっぽう)役に柄本明と錚々(そうそう)たる演技派俳優たちが脇を固め、研吾と融の宿命の対決を軸に「父と子」「師匠と弟子」の闘いと絆を描きだす。(編集部・海江田宗)