政治家アンソニー・ウィーナーとは?

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 米民主党の未来を担う敏腕議員として注目されてニューヨーク市長選に立候補しながらも、驚きのセックススキャンダルによって凋落したお騒がせ政治家アンソニー・ウィーナーに迫ったドキュメンタリー映画『Weiner』の邦題が『ウィーナー 懲りない男の選挙ウォーズ』に決まり、2017年2月より日本公開されることがわかった。

 2011年当時、連邦下院議員だったアンソニー・ウィーナーの人気はすさまじかった。若くハンサムなルックスに鋭く明快なトークスキルを併せ持ち、長年ヒラリー・クリントンの右腕を務める才色兼備の妻フーマと並ぶ姿は理想のカップルそのもの。しかしそんなある日、ウィーナーはTwitterに自らの「ブリーフ一枚の下半身写真」を誤って投下してしまう。彼には、女性たちと性的なメッセージや画像を送り合う“セクスティング”という性癖があったのだ。

 ハッカーの存在をほのめかしてみるも時すでに遅く、議員を辞職する羽目になったウィーナー。それから2年後、再起をかけてニューヨーク市長選に立候補するが、またしてもセックススキャンダルが持ち上がり……。ドキュメンタリーでありながら、とんでもない戦略とダマし合いに満ちたアメリカの選挙の舞台裏を映し出す、政治エンターテイメントとなっている。

 また、先の米大統領選挙でヒラリー・クリントンの信用を失墜させた私用メール問題は、未成年とされる女性と性的に露骨な内容のメールをしていたウィーナーをFBIが捜査しているときに明らかになったもの(ウィーナーと、ヒラリーの右腕を務める妻フーマは端末を共有していた)。ある意味“ドナルド・トランプ大統領”を生むきっかけを作ったともいえるウィーナーとは一体どんな男だったのか、本作で明らかになる。(編集部・市川遥)

映画『ウィーナー 懲りない男の選挙ウォーズ』は2017年2月よりシアター・イメージフォーラム他にて全国順次公開